コミュ障さんが不安な、会話で失敗する聞いてはイケナイ質問!?

こんにちは!

胃薬心理士のぽっぽです。
相手の話を聴いていて、
相槌を打つことや質問をすることが重要だと、
他の記事ではお話をしました。
ですが実際に質問をしようとすると、
ふと疑問が浮かんできます。
「こんなことを質問しても良いんだろうか…?」
という疑問です。
私が会話を勉強してきて感じることは、
質問をする時には国語を使えば良いと思っています。
そして国語を使えば、
上記の疑問にも答えられると思います。

質問しても良い?は2つに分かれる

そもそも、
「こんなこと質問しても良いのかしら?」
という疑問ですが2つの部分に分かれると考えています。
それは、
・何を質問すれば良いのか
・どこまで質問しても良いのか
の2つです。
何を質問したら良いのかということは、
「ふと思いついたけど、こんな内容を質問してもええんやろか?」
という疑問になります。
どこまで質問したらということでも、
「ココまで質問してもええんやろか?」
という疑問になります。
この部分に基準があれば、
迷いがなく質問ができるということです。

会話にはテーマがある

ではその質問の基準についてですが、
質問自体について考えてみましょう。
例えば、
Aさん「昨日は友達とユニバ行ってきてんかー」
Bさん「へー最近会社はどうなん?」
と質問したらこれは流石にオカシイですよね?
だって会話の内容と全く関係の無いことを質問しているからです。
じゃあ逆に考えてみましょう。
Aさん「昨日は友達とユニバ行ってきてんかー」
Bさん「へー何乗ってきたん?」
という質問はどうでしょう?
先程の質問と比較しても、
まだ違和感が無いです。
これは会話の内容に関係があることを質問しているからです。
質問の基本的な基準としては、
会話の内容に関係することを質問する、
ということです。
だから上記の質問で、
ユニバ(USJ)に行ってきたという内容だったのに、
急に仕事の質問をするからオカシイのです。
逆にユニバに行ってきたという部分を深掘りする質問は、
内容に関係することなのできちんとした質問になっているということです。

質問は「国語」で考える

では最初の疑問のために、
・何を質問すれば良いのか?
・どこまで質問をしても良いのか?
という部分を考えてみましょう。
質問の基本的な基準は、
会話の内容に関係することを質問する、
ということでした。
そのため疑問の部分である、
何を、どこまで質問するということも、
この基本的な基準と同じです。
何を質問するのかということは、
内容に関係のあることです。
旅行に行ってきたという話であれば、
その旅行について質問したりすることがそれです。
どこまでということも、
あくまで会話の内容に関わることを質問するということです。
旅行に行ったのであれば、
あくまで旅行に関わる内容で質問をして、
旅行に一緒に行った人について根掘り葉掘り聞くことは良いとは思えません。
何が言いたいかといいますと、
学校の国語のテストとかでよくある、
「筆者の思いはどのようなものか答えよ」
に近いということです。
相手が今どのようなことを伝えたいのか、
ということを読み取る、
国語の問題のようなものです。
なのでもし、
「こんなことを質問しても良いんだろうか…?」
と感じたときには、
・今何を喋っているのか(内容)
・相手が伝えたいことは何か(思い)
という部分を考えていただければと思います。

聞いてはイケナイ質問は無い

さてココまで基準をお話しましたが、
実際のところ聞いてはいけない質問はありません。
例えば先程の例ですと、
Aさん「昨日は友達とユニバ行ってきてんかー」
Bさん「へー最近会社はどうなん?」
という内容がずれた質問でした。
そこでBさんの質問を、
内容に沿いながら仕事の話にしてみましょう。
Aさん「昨日は友達とユニバ行ってきてんかー」
Bさん「楽しそうやん!でもUSJとか行った次の日の会社すっごい嫌ちゃう?」
 これならまだ違和感は少ないかと思います。
重要なポイントは、
内容と関係があることなので、
実際に質問する内容を関係づければ良いのです。
例えば、
相手が食事に誰かと一緒に行って、
一緒に行った人がどんな人か気になった時には、
「あーじゃあそこのお店行こうって言わはったのはお友達なん?」
みたいに話に関連付けながら聞いていくのです。

一番危ないのは、気付かないこと

なんでも聞いていいと言うと、
「それを質問して相手が嫌な思いをするかも…」
と心配になるかもしれません。
ですが嫌になるかは相手の判断なので、
聞いてみないと分からないのです。
なので聞いてはいけない質問は無いし、
相手が聞かれたくないと判断しただけなのです。
私は今はこう考えられるようになりましたが、
以前は相手を不快にさせるんじゃないかと思って、
何も聞けない時がありました。
そこでなんでも聞いてみて、
相手が嫌な顔をしたり言い淀んだりしたら、
「あーこれはこの人に聞いたあかんのかー」
と判断していきました。
むしろ一番危ないことは、
聞いていはいけない質問だと気付けないことです。
ですが相手の表情や言葉を注意深く見ていれば、
自ずとその人に聞いてはいけない質問が分かってくるはずです。
そのため聞いてはいけない質問はありませんが、
相手が嫌がっていないかなどを観察しておきましょう。

まとめ

質問の基本は、
会話の内容に関係することを質問する、
ということです。
質問は、
何を・どれだけ聞くかがポイントです。
そのため、
国語の問題のように、
・相手が今喋っているテーマは何か
・相手が伝えたいことは何か
ということを注意して質問してみましょう。
基本的には会話の内容に関連付ければ、
してはいけない質問はありません。
しかし相手の個人的な問題で、
質問してほしくないことがあるかもしれないので、
質問した後の相手の反応を見ておきましょう。