コミュ障の私は「聞くこと」で会話が続かないことを克服できた!?

こんにちは!
胃薬心理士のぽっぽです

前回には、
喋ることが嫌であれば、
聴き手側に回れば良いやん、
というお話をしました。

私はこの聴き手側に回るということが自分に合っていました。

そして、
人生がとても良く進んでいきました。

それは、
聴き手側に回るということと、
聴く技術を身に着けたことが大きかったかと思います。

聴くことに重点を置いたら

私はコミュ障だった頃、
とにかく人とどう接したら良いか分かりませんでした。

そこで会話術を勉強したのですが、
このように喋りましょ~、
系のものが多くてあまり参考になりませんでした。

実際に会話をしてみると、
用意しておいた話のネタを出すタイミングがなかったりとか
全然考えていなかった話が出てきて返しが変になってしまったりとか。

とにかく、
状況によりけり、
ということが非常に多かったんです。

ですが聞き手に回ると、
聞き方はどのような話題でも、
どんな人でもそこまで大差はありませんでした。

確かに多少の返答は変わりますが、
ほとんど同じ聴き方で、
どの人とも上手く会話が出来るようになっていたのです。

多くの人と交流できる

上述の通り、
人によって聴き方を大きく変える必要はありませんでした。

それは、
「聴く」ということが
人によって変える必要がないからです。

私が大人の人と会話するときの相槌は、
友達くらいだと、
「うん、うんうん、へーそうなんや~」
みたいな感じです。

そして普段仕事で子どもと喋りますが、
その時の相槌だと、
「うん、うん、ほー頑張ったんやなぁ」
みたいな感じです。

こんな感じで、
ほとんど形式的には同じです。

逆に喋る時には、
受ける話題や話し方が変わってきます。

 

友達には、
趣味の話だとか仕事がどうだとか、
それらを面白おかしく話すことが必要だったりします。

でも子どもだったら、
「昨日の仮面ライダーめっちゃカッコよかったよな!!!」
というある意味勢いで乗り切ることができます。

いや決して子どもとの会話を軽視してるわけじゃないですよ。

何が言いたいかというと、
喋る場合には相手に合わせて内容や喋り方を変える必要があります。

ですが、
聴く時には人によってやり方を変える必要はほとんど無く、
多くの人との会話を円滑に進めることができます。

つまり最初から臨機応変が求められる、
難しい喋る技術よりも、
誰にでも使える聴く技術を身に着けた方がお得だと言えます。

聴くと相手は好意的になる

さらに不思議なもので、
「聴く」ということを続けていくと、
相手が自分に対して好意的に感じてくれるようです。

これに関しては明確な理由が分かりませんが、
自分の喋っている内容、
つまりは自分の意見や考えに共感をしてくれるということがその人にとって心地いいということになるようです。

自分が好きなこととかを真剣に聴いてくれたりとか、
自分の苦しいとかをただ聴いてくれるのが良かったりします。

というのも、
普段の会話で話を聴いていると、
何かしらを喋ってしまいがちです。

例えば、
A「最近なんか仕事がうまくいかなくてさー」
B「あー俺もそんな感じだわー、こないだもな…」

と続くと、
Aさんは喋ることを中断させられてしまいます。

でも上の言葉の代わりにBさんが、
B「えー、こないだは調子良いって言ってたけど、なんかあったん?」
と言ってあげれば、
A「いや実は取引先と…」
と自分が喋りたいことを喋れるようになります。

この自分の喋りたいことを喋れるということが、
人にとっては心地いいことのようで、
それをさせてくれる人=聴き手の人を好意的に感じるようです。

私も最近ハマった、
水タバコの話が他の人に通じるとものすごく嬉しいし、
その話を興味深く聴いてくれると楽しく喋れます。

自分は面白い話ができないから相手を楽しませられない、
と勘違いされる人も多いと思いますが、
相手の話を興味を持って聴くことで相手を楽しませることも出来るのです。

まとめ

聴くことに重点をおいたら、
人生が上手く回るようになってきました。

それは、
喋る技術は状況によりけりですが、
聴く技術はどの状況でもほとんど大差がないからでした。

そのため聴く技術を身につければ、
より多くの人との仲を深める事ができました。

さらに聴くということを重点を置くと、
相手から好意的に思われるようになりました。