学校でのキャラを変えるあなたは、覚悟をしなければいけない

こんにちは!
ポストです。

学校とかで友達といるときに、
何かしらのキャラを演じている時って多いですよね。

最近だとテレビとかの影響もあってか、
「自分を表すもの」
としてのキャラが必要になるのかもしれません。

そうじゃないとか、
自分はどういう人間かわからなくて不安になる、
という背景があるのだと思います。

 

そんな自分を作るためにキャラを演じて、
しんどくなってしまう人も多いでしょう。

本来の自分とは違う自分を演じて、
バレていないか、
本当に演じているキャラに見えているのか、
と不安になることもあるでしょう。

自分で作ったキャラですが、
そのキャラで後悔をすることもあるかと思います。

そこでキャラ変を考えるかもしれませんが、
キャラ変をするということは、
あることを覚悟しなければいけないかもしれません。

キャラは切り方による

そもそも一般的に言われている、
「キャラ」
という言葉を考えてみましょう。

心理学にも人格などの言葉はありますが、
一般的に言われているキャラとは少し違います。

キャラという言葉には、
その人の性質を表したもの、
という意味合いがあるかと思います。

例えば、
デブキャラ、
オカマキャラ
陰キャラ
陽キャラ
などなど…

 

これはその人が持っている特徴を、
一つの言葉で表したものになります。

つまりあくまでも、
一つの側面に過ぎないということです。

ゲーマー占い師マジシャン心理士

では自分の場合で見てみましょう。

自分はゲームが好きで、
友達と夜通し朝までゲームすることがあるので、
一緒にゲームをする友人からはゲーマーと呼ばれます。

自分は趣味でマジックをしているので、
そのマジックを見たことある人は、
自分のことをマジシャンって呼んでくれます。

趣味で手相やタロット占いも勉強しているので、
占ったことのある人からは占い師と言われます。

大学院で心理学を勉強してカウンセラーになっているので、
職場では心理士と呼ばれます。

 

っとまあ、
自分の場合にもこれだけのキャラがあります。

どれも自分を形作る要素だし
自分の一部には間違いはありません。

ただキャラは一つの側面に過ぎず、
その人全体を表しているものではありません。

 

さらに自分の例を見てわかるかと思いますが、
自分がそのキャラで行こうと決めて、
そう呼ばれるのではありません。

どの場合でも、
相手が判断をしているのです。

自分がどう演じていようが、
相手がキャラを判断しているというところがポイントです。

相手の中身なんて無理だぁ

キャラは自分がどう演じていて、
結局のところ相手が判断をします。

確かに自分なりにキャラを作って、
演じているかもしれません。

でも本当のところ、
そのキャラで相手が受け取っているかはわかりません。

 

確かに自分がどう演じるかによって、
相手がその演じているキャラで受け取る可能性もあります。

ですが、
単純にそのキャラと受け取られないだけでなく、
演技をしているということがバレている可能性もあります。

その場合には、
本性を隠した演技派キャラ、
というキャラがついてもおかしくはありません。

 

結局のところ、
自分がキャラを演じて、
相手にその通りに受け取ってもらうということは不可能なんです。

相手のこころの中を、
他人がコントロールするなんて出来ないんです。

キャラ変は覚悟がいる

相手にどう受け取るかは、
自分はコントロールすることは出来ません。

「いや!少しでもコントロールは出来るはずだ!」
って思われるかもしれません。

ある程度は印象を変えることはできると思いますが、
全員にそれができるとは思えません。

 

自分もアルバイトをしているときに、
笑顔で接客をしていたら、
「何ヘラヘラわろてんねん!!友達かコラァ!!!」
って怒鳴られたことがあります…

本当に人の捉え方は、
自分の想像の範囲を軽く超えてきます。

 

そのためキャラ変をしたからといって、
自分の印象もその変わったキャラになるかといったら、
そんな簡単にはならないでしょう。

RPGのジョブチェンジみたいに簡単じゃないです。

 

それどころか、
相手は一旦あなたの振る舞いを見ています。

それが本性にしろ、
演技にしろ。

そこから振る舞いが変わるので、
「なんかコイツ変わったぞ!?」
という印象を与える可能性は高いです。

またその印象の変化で、
「なーんや、コイツ演技しとったんか」
と思われてしまう可能性だってあります。

 

つまり相手に演じるキャラを変えるということは、
相手に与える印象が変わることを覚悟しなければいけません。

それが相手にとって、
良いものか悪いものかはわかりません。

ただ今まで接していた人が、
急に振る舞いを変えてきたら、
少し不信感を覚えませんか?

もしそれでもキャラ変をしたいなら、
そんな不信感を与えてしまう可能性を覚悟しましょう。

ほっといたらええねん

キャラは自分だけでは作れなくて、
相手が判断をするものです。

じゃあ自分がキャラを演じる意味はあるんだろうか…
って思いませんか?

 

自分の場合には、
中学の時は見た目がものすごい地味で、
言うなれば不細工なハリーポッターみたいな感じでした。

なのに陽キャラになろうと頑張ってみても相手からすれば、
「明るい陰キャラ」
になっただけでした。

 

無理してもキャラが作れないんだったら、
無理する必要はあるのかしら…

結果としては、
無理なんて必要なかったんです。

 

だって自分がどう振る舞おうが、
判断するのは相手なんですから。

最初から無理をせずに振舞っておけばよかったんです。

 

自分の場合だと、
無理に明るく振舞って、
陽キャラになることはやめました。

自分なりに無理のない範囲で、
ローテンション気味で振る舞うようにしてみました。

すると不思議なことに、
テンションが低いだけなのに、
「落ち着いている」
と言われることが出てきたんです。

 

本当に自分がどう思われているかなんてわからないので、
ほっとくことが肝要なんだと思います。

無理をせずに振舞ってみて、
相手が勝手に判断をしてくれます。

そしてそんな無理をしていない自分を、
「良い」と判断してくれる人と仲良くなればよかったんです。

無理をしないのって怖い

無理をしないで振る舞えばいいとわかっていても、
それを実際にやるのって、
実はとっても怖いんです。

だって今まで自分が嫌で隠していた部分も見せるので、
そんな自分の嫌な部分をどんな風に思われるかわからないから怖いんです。

 

自分だったら昔からお腹が弱くて、
ご飯をたくさん食べることも出来ないし、
胃の調子が悪い時がしょっちゅうありました。

でも友達とご飯に行くときにはそれを隠して、
ご飯を一気に流し込んで食べていて、
それで後でしんどくなったりしていました。

相手に、
「一緒にご飯に行くのが面白くない」
と思われたくなかったんだと思います。

 

ですがそんな弱い自分の部分、
自分のお腹が弱いことを友達に言うようにしてみると、
あまり食べられないことを理解してくれました。

案外自分の嫌だと思っている部分は、
他人からしたらそうでもないのかもしれないのです。

もう少し言うと、
自分の嫌な部分なんて他人から見たらどうでも良かったんでしょう。

それを自分がつい気にしてしまっていることが、
なによりも問題なんだと思います。

 

あなたも自分を演じずに、
無理をしないで振舞ってみてください。

他の人がそんなあなたをどう判断するかはわかりません。

しかし、
そんな無理をしていないあなたのことを、
とても素敵だと感じる人が必ずいます。

 

もしこんな自分で自由に振舞ってもいいんだろうか…、
って思われるのであれば。

実際に振る舞う前に、
一度自分にお話を聞かせてください。

本当に自分のダメな部分がダメなのか、
検証をしてみましょう。

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