自分の幸せが分からないなら、手帳に書いて引き寄せてみよう!

ぽっぽです。

普段はタロットとかオラクルを引いていますが、
今日は本についてです。

スピリチュアル系の本を読んでいると、
色んなものを見るのですが、引き寄せの法則というのがありますね。

もう10年以上流行っています。

 

僕の家も本棚にいっぱいあるんですけど、
いかんせんうまくいかないとか、上手くいったやつもあったんですが、
大体の人は、引き寄せの法則を上手く使えていないことが多いと思うんですよ。

だからいっぱい本が出て、クリアリングしましょう、
願望を明確にしましょう、実はこういう方法がある、裏側にはこうとか色々あって
結局のところは何やねんと思ったりします。

僕は、心理学視点で見ていますが、結局のところは、
「自分の欲しいものを願えば願うほど、不幸になってくる」と僕は思っています。

執着を捨てる方法とかもありますが、やりづらいんですよね。

その中ですごくいい本がありましたのでご紹介いたします。

「願いごと手帳のつくり方」

引き寄せと書いていませんが、
引き寄せの法則よりもこっちがいいんじゃね?と思います。

引き寄せの法則を使おうと思う人は、でっかい願いごとを1つ叶えようと思う人が多いと思うのですね。
でっかい願い事を1つ叶える、強く叶ったようにふるまいましょう、といわれています。

でも実際のところでは、でっかい願い事と叶っていない現実
精神的に近づいても、物質は変わらないと思うのですね。

結局のところ、強く願いを願うほど、自分には今ないんだ、というのが明確になって、
これがないと不幸なんだ、これがあれば幸せと思ったりしますよね。

不幸の対比が強くなります。
だからこそ、引き寄せの法則をやろうやろうと思う真面目な人ほど不幸になると思います。

 

でもこの本では、大きい願い事から小さい願い事まで書きましょうと言っています。

これは願い事を叶えることが目的ではないです。

一番良かったのは
「今日そこにある幸せに気付く力が付く」

というものです。

 

大きい願い事から小さい願い事まで全部書くのですね。
たとえば、手触りのいいバスタオルが見つかるとかですね。

手触りのいいバスタオルってバスタオルを探していたらけっこうな頻度で見つかるのですね。

でも1個だけ、大きな願い事を叶えたいと思ったら・・・たとえばフェラーリに乗りたいとかだったら、フェラーリに触れる機会とかまあないですよね。

幸福を感じる機会というのがすごい少ないです。

でも、この本のやりかただと、小さい願い事をいっぱい書くようになるので、
日常の小さな幸せもいっぱい気付くようになります。

 

P.29に
「幸福感と自信を貯金しながら、やがて大きな木や、育てることが難しい花を咲かせることができるようになる」

と書いていますが、
そういうふうに自分はなんとなく幸せを見つけられるんだ、
という感覚を、小さい願い事を重ねることで見つけられるようになります。

大きい願い事はなかなか叶いませんよね。
心理学、科学の方では推奨しません。絶対に起こると感じていても、確率としては低いので、
なので、大きい願い事を叶えようと思うと、幸せが起きていないんだ、今は・・・今はなんて不幸なんだ、と思ったりします。

でも、小さい願い事も書いていくと、あれも叶った、これも叶った、と思ったりして、書いてあることが少しずつ叶って行きます。
だから幸せの貯金というところですごくいいなと思います。

幸せになるのって、意外と小さなことの積み重ねでいいなと思っています。

短歌で作っているもので、モンブラン一口目を食べる幸せくらいでいいんじゃないかと書いたんですが、
そんなふうに薄皮を1枚ずつ1枚ずつ重ねていく

その厚さが10センチとかになったときに、ずっと幸せなんだな、と気付く感じですね。
いきなり5センチの幸せぼーんとなっても、5センチくらいの紙とかまあないですよね。

当然見つけにくいですし・・・それよりは、薄皮をちょっとずつちょっとずつやる、
というのがすごくいいなと思います。

「本当にしたかったことがよく見えるようになる」

任天堂スイッチが欲しいということを書いてみました。
Twitterで仲が良い人が、その人がスイッチを買う、と言っていまして、
なのでそれいいなあ、と思って書いてみたのですね。

でも、そのフォロワーさんがあまりTwitterにあまり出て来なくて交流しなくなりまして、
そうしたら俺やっぱりスイッチなくてもいいかなと思ってきたのですね。

ということはスイッチって自分のためじゃなくて、あくまでその人と仲良くなるための手段やったんかな、
と思って、自分の欲しいものじゃなかった、無くても良かったということに気付いたのですね。

 

そう言う感じで、大きいものから小さいものまで書いていくと、
結局欲しいのはこれなんだとわかってくるのが面白かったです。

多くの本は、どうやったら願いが叶えられるか、スイッチをどうやって手に入れるかというところを書いているのですね。
でも、スイッチが本当に自分の欲しいものか、悩みかどうかを書いているのは案外少ないのですね。

それを自分でちょっとずつ書いていくことによって気づくというのは面白いです。
引き寄せの法則よりも良さを感じられています。

引き寄せの法則、僕はあると思っています。

あると思う・・・というのは、ないとは否定できないという感じです。
僕自身も、実際に自分の手元に、1週間以内に30万持って来いと願ってかなったこともあります。
実際に引き寄せの法則で30万来た話はこちら

自分では使えないお金でしたけどね苦笑

だから、引き寄せの法則というのは、なんかしらんけど、たぶんあるんかもしれない、というのは肌で感じています。
そこで確実性、証明がしづらい、100回やって100回やったみたいなのがないので、

ただ、無いとは否定できないと思っています。

そういう風に考えると、
引き寄せの法則は「自分の欲しいものをどうやって手に入れるか」という方法だと思うのですね。

なので、望むものがはっきりしている人はいいと思います。

 

でも、多くの人は、本当は何が幸せなのか分かってないと思うのですね。
やりたいことを100個書きましょう、というのがこの本の中にあるのですが、書いていても20個しか出てこなかったです。ほんまにでてこないんですね。

だから、
・自分の幸せを見つめ直すこと
・自分の日常を幸せにする

という2つの方法を出来る面白い方法だなと思います。

引き寄せの本をやるよりも、この本を読むのが良いと思います。

やり方も面白いです。

ノートを買ってきて、そのノートに、
自分の家のもの、職場のもの、自分についての装飾、服など、周りの友人、同僚・仕事・趣味・地域、健康・体・知識系など、各項目について書いていく、という感じですね。

引き寄せの法則は、人についてのことはできない、と言われていますが、願ってもいいと書いています。
動かそうとするのではなくて、願うというのは、ポジティブに作用することもある、ということなのだと書いています。

書き方のコツも、難しいものではないので、普段引き寄せをやっている人はこの書き方はああなるほどね、そういうことそういうこと!というのは分かりやすいと思います。

叶ったか叶わないかでいうと
はじめて2週間くらいなので、叶ってはいないのですが、実際に自分が欲しいものってなんなんやろう?幸せってなんなんやろう?
と考えるのはすごく楽しいです。

 

引き寄せの法則は確かに欲しいものはあったのですね。
お金とか、恋人とか、勉強の成果とかですね。

でも、改めて自分の周りで欲しいもの、幸せになるものってなんなんやろう?と思って考えていくと、意外と「物」は必要ないんやな、というのを感じました。
今は物質にあふれていて、大量のものにあふれていて、お金にしても物にしても、たくさん持っている人が豊かに見えます。

でも意外とそうじゃないんやなというのがなんとなく分かってきました。

引き寄せの法則が上手くいかなかった人だけじゃなくて、普段日常でもやもやする、張り合いがないなと思っている人は、一度読んで作ってみて欲しいです。

 

僕あまりおすすめしないのですが、この本は本当にいいです。
引き寄せの法則10冊買うよりもこれを1冊買った方がいいです。

引き寄せの法則は変に宗教じみている感じがあるのですね。
瞑想するとかクリアリングするとかなんとかなCDを聴くとか・・やっている感はあるのですが、宗教感があります。

あれで幸せになるか、と思うと、幸せにはあんまりならんかなと思っています。

幸せはすごく個人的なもので、その人が意外と気づいていないことが多いです。

かつ、願い事を1つ叶えるとなると、それが叶っていない今との対比になって今が不幸になりがちなのであまりおすすめしないです。

 

それよりは、日常にある小っちゃい幸せを少しずつ重ねていって、
まずは自分の気分を良くしたり、幸せになるということから始めるといいんじゃないかなと思います。

その上で、何が幸せなのかというところ、物質的なものとか、
豊かさじゃない本当の幸せというのがつかめるのではないかなと思います。

願い事手帳は前から書いた方がいいと思っていたのですが、
この本を読むと、引き寄せの本よりも絶対にこっちが良いと思います。
日本人は特にですね。

日本人は無宗教なんで、幸せはこういうことです、というのがあまりない民族だと思っています。
引き寄せの法則はもともとアメリカで作られたもので、エイブラムスとかシークレットという名前で世界中で流行って・・・という感じです。

なのでアメリカ的な感じです。
隣人を愛すとか、施しをするとか、宗教的な背景があって、それが幸せだからそれを叶えるために引き寄せの法則どうですか、というのはいいと思うんです。

でも日本人は無宗教で、結局のところ幸せってなんなの?というのが分かりにくいと思います。
そういうときに、自分の幸せってなんなの?というすごく個人的な幸せを見つめるのにすごくおすすめです。