具体的な引き寄せの法則の使い方を、タロット占いに聞いてみた

前回までは、引き寄せの法則は、願っているだけで叶うようなものではなくて、行動しないと叶わない、そして行動するために引き寄せの法則を使うといいよといった話をしました。

前回の記事はこちら

心理士が解説する引き寄せの法則は本当にあるのか?

願いを叶えるために必要な要素は3つあります。
1、目標を具体的にする
2、行動する
3、でも・・・というのが出たら、引き寄せの法則を使う

それぞれ、詳しく見ていきましょう!

1、目標を具体的にする
目標は、直感で選んでください。

ただしは周りの状況に合わせて目標を選ぶは、☓です。

これをやったらあの人に認めてもらえるんじゃないか?
色んな条件を考えたら、こっちの方がいいんじゃないか?
といった思考で作りだされた目標じゃない方がいい、ということです。

なぜそれがいけないのかというと、周りの状況って変わっちゃうからです。
たとえば、受験でこの高校に行きたい、なぜなら、お父さんに認められたいから、という理由だとします。

でも、なにかの原因で、お父さんがその高校は別に興味がないとかなったら、認めてくれる人もいなくなって、その高校に行く意味もなくなりますよね。

そういうふうに、周りの状況は容易に動いたりします。
父親が変わらなくても、見方によっては、父親に認められる必要はないんじゃないの?ということもあったりですね。そうなるとまたその高校に行く意味がなくなります。

そんなふうにコロッと変わることがあるので、周りの人で決めなくていいですし、あなたは他の人のために生きているわけじゃないです。

自分のために・自分が幸せになるために生きているという感じです。

日本人は人に無償で奉仕しろという考え方がありますが、それはちょっと違うなと思います。

まずは自分が幸せになったうえで、余剰で他の人に幸せを分け与える、というのが大事だと思います。

だからこそ、目標を考える時は、直感的に、これをやったら楽しいんじゃないか、これをやったら満たされるんじゃないか、という方を目標として選んで頂きたいです。

結婚を周りの人たちがしはじめて、焦って、結婚しなければならないのではないか?
と思ったりもしますが、直感では結婚が幸せじゃないと思うなら、結婚を目標にしない方がいいです。

そして、目標は明確であればあるほどいいです。

・車が欲しい
・お金がたくさん欲しい

という望みがあったら、車が欲しいの方が、具体的に必要なお金はいくらなのかが分かりますよね。

また、単純にお金がたくさん欲しいというだけですと、肝臓を売るとか闇金で借りるみたいな方法もありますよね。
でもその後の使い道が分からなかったら、結局何をしていいのかということになったりとか、肝臓を売ってそのあと不健康になったら、ほんとは幸せじゃなかったとかになってしまったりします。

だからこそ目的を明確にすると、逆算して色々決めることができます。

2、行動する
次はその目標のために、行動します。
引き寄せの法則は気分を良くするとか、ありがとうノート書くとかありますよね。
でも、そういうのをやっても、待っているだけでは願いは叶わないです。水を飲みたいと思って口を開けていても水は降って来ないです。

それは願っているだけだから、行動しないと何も変わらないです。

また、最適な方法が見つかってからそのあとに行動しよう、というのもまた違います。
アイディアとインスピレーションを見つけるために、がむしゃらに行動することが大事です。

いきなり効率的な方法は出てきません。

お金が欲しい、と思ったら、まずは行動で、お金に関する情報をたくさん調べます。
転職転売、副業するとかなんでもいいですが、そういうことについてたくさん情報を調べた中で、アイディアやインスピレーションが湧いたものがあったら、それをやっていくといいです、ということです。

行動の中にアイディアとインスピレーションが見つかります。

だからといってがむしゃらに行動すればいいわけではなくて、目標・目的を持ったうえで、行動する、そうしたらアイディアとインスピレーションが見つかるので、それをさらに深掘りしていくという感じです。

3、でも・・・というのが出たら、引き寄せの法則を使う
それでも、行動する時に「でも・・・」と思って行動が止まることもありますよね。
そこで、引き寄せの法則を使います。

引き寄せの法則は、色んなやり方がありますが、大事なのは、「良い気分になりましょう」というところです。

それはどういうことかというと、

良い気分になる
=ポジティブに考えることによって、より目標に向かって行動しやすくなる

ということです。

でも・・・と思うのはネガティブに考えているときです。
でも、自分には出来るかもしれない、とポジティブに考えることができたら、行動できますよね。
だからこそ、良い気分になるのが大事です。

じゃあどうやったら良い気分になれるのか、ポジティブに考えられるようになるのかというと、まず大事なのが、「ドキドキする・わくわくする」です。

願望・願い事、叶ったらすごくわくわくしますよね。
だから、叶った状態を想像して、そのわくわく感をすごく大事にして欲しいです。

ただ、わくわくすると、その分、今の自分とのギャップがありますよね。

たとえば恋人が欲しいという願望を持っていたとします。
恋人がいたらこんなことやってあんなことやってああ楽しい~
と思うけれど、でも今恋人がいない自分は寂しい悲しい・・・・

というギャップもありますよね。
そのギャップが大きければ大きいほど、私には無理だ、できない、と思って行動ができなくなります。

じゃあどうやってギャップを埋めて行動できるのか?というところで心理士オリジナルな引き寄せの法則の気分をよくするやり方をここでお伝えします。

「自分を苦しめる論理を作っていないかを考える」

つまり、過剰に考えていませんか?
自分の中で自分で思い込んで願い事を叶える行動を制限していませんか?ということです。

たとえば、あの人と付き合いたい、と思っても自分は不細工やから付き合えない、だから行動しない、と思っていたとします。

じゃあ、「私は不細工やし」というところを、まず証明してみてください。
そしてまた、なんで不細工なら付き合えないのか?を証明してみてください。

 

という風に考えると、いかがでしょうか?
論理的でしょうか?

だいたいの人が実証出来ないと思います。
私は不細工だから、というのは、「私が」考えていることだからそう思えるのであって、10人の人に質問してみて、10人全員から不細工ですねとと言われることはあまりないです。

私は性格が悪いからとか暗いからとかも、聞いてみると実は違ったり、その方がいいよと言われることもあります。

自分に対して、~~だから出来ないんだ、という属性に対して論理的な破たんがあることに、気付いて欲しいです。

不細工と言われる人は全体の20%しかいません。
しかも、男性から見てと女性から見ての割合も違います。

また、不細工だと証明したとしても、不細工だから付き合えないのか、というところも証明してみてください。

付き合える確率が低い、というのは確かにあります。
「不細工だから結婚できない、素敵な彼氏が出来ない」という想いがあっても、でも、不細工の方は恋人がいない割合が高いだけで、出来ないわけじゃないですよね。

実際のところ、容姿があまり良いと言われていない人たちは、恋人ができる確率が低いだけなのに、それが絶対に出来ないことだと思い込んでいるだけなのです。

全く勉強しないから試験に受からない、というのも、受かる確率が限りなく低い、というところです。
なぜなら、ランダムで書いて、当たる確率もあるからです。

お金持ちになりたいという願望があったとして、学歴が低いからお金持ちになれないんだ、となっているなら、学歴が低いことがお金持ちになれないことを証明してみてください、という感じです。

でも証明できないですよね。
実際に、YouTuberさんの中には、中卒で、廃品回収から始めている人もいますが、今はお金バンバン使って収入高かったりする人もいます。

そういうふうに、学歴が低くてもお金持ちになっている人はいます。

自分の中で自分の論理に反論してください。
行動したくない、お金持ちにならなくていいや、というのであれば反対しなくていいですよ。

でも自分がそうじゃない、お金持ちになりたいならば、行動しなければいけません。
そのために阻む思考があるのであれば、その思考は正しいのかと疑って、反論していってください。

そういうふうに、
無駄に自分を苦しめる論理を自分の中に作ってしまっているということに気付いて欲しいなと思います。

論理を作ること自体はいいです。
でもここで問題なのは、自分が苦しんでいる、ということです。

だからこそ、おかしな論理を自分が作ってしまっているのではないか?
ということを論理的に見ることで客観的な評価を自分にしてあげることが出来ます。

自分の中でギャップがあると感じている・その原因を、なぜ絶対に無理と感じているのか?というのを、何回も何回も質問してみてください。

だいたいの場合において、自分が無理だと「思い込んでいる」だけだと気付いて頂きたいです。

とはいえめちゃくちゃポジティブも良くない

その結果、めちゃくちゃポジティブになる必要はなくて、ちょっとポジティブ、ちょっとネガティブが減ったな、と思うくらいにするのが肝要です。

ややポジ・ややネガくらいがちょうどいいです。

ネガティブになりすぎると卑屈になって行動できないので、ネガティブになり過ぎは良くないですが、ネガティブはまさかの失敗を防ぐために必要です。

逆にポジティブになりすぎると、絶対にあの人私のこと好き、みたいになると、すぐ告白したりします。でもすぐ告白しても、仲が良い人じゃなかったら、ちょっと待ってとなったり、逆に怪しまれたりして上手くいかなかったりですね。

なのでややポジ・ややネガくらいがいいです。

まとめますと

そういうわけでまずは目標を具体的にする、続いてその目標に向かってがむしゃらに行動してみる、そしてさらに行動を止めようと思う「でも・・・」というのが出たら引き寄せの法則を使う。

そして引き寄せの法則の一番肝要なところは、ポジティブになろうと言われていますが、ネガティブになるから「行動が止まる」ので、ややポジくらいになれるように、自分の思考の論理的なおかしさ、というのをときほぐしていきます。

自分は貧乏だから何も出来ない、と思っているなら、でも貧乏と言っている割にはご飯を食べれているなとか、ちょい貧乏くらいに自分が思えればいいです。

超不細工と思っているけれど、でもこの前街中で道を聞かれたし、とかやや不細工、くらいに思えればいいです。

そんなふうに目標に向かって「行動する」ために、引き寄せの法則を活用してくださいね。
でも、そうは思えない、ということや、でも・・・というところから進まないなどありましたら、こちらを見てみてください。

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