こんにちは!
胃薬心理士のぽっぽです。
自分の性格が嫌だと感じてしまうので、
性格を変えていきたいと感じることも多いでしょう。
自分の嫌な性格を変えることができれば、
自分の人生だって大きく変わるんじゃないかと、
つい期待をしてしまいますね。
ですが個人的には、
性格を変えることは不可能に近いし、
それよりももっと大切なことがあると考えています。
性格って変えられるものなの?
まずはそもそも、
性格を変えることは不可能に近いということをお話したいと思います。
性格というと、
考え方のようなイメージを持たれるかと思います。
つまりは、
思考や感情の傾向・過程など、
こころの中の動きに対して意味を付けたものです。
ここで注目してほしい点は、
思考や感情はコントロールができない部分が多いということです。
よく無意識にしていたとか言われるように、
人が自分では意識できない部分があるのです。
そのため、
思考や感情の傾向・過程で作られた性格にも、
自分ではどうしようもできない部分が多くあるのです。
自分ではコントロールできない部分が多いために、
その部分を変えようとすることも難しく、
性格自体を変えようとすることはかなり難しいということです。
性格は変えられなくても…
性格は自分のコントロールできない部分が多いために、
性格自体を変えようとすることは難しいです。
しかし先述の通り、
性格というのはこころの動きに意味を付けたものです。
これを応用すれば、
意味の付け方を変えれば性格の意味というものは変えられます。
例えば、
落ち着きが無くジッと待っていられない、
という性格だとします。
これも意味の付け方、
つまりは捉え方なのです。
言い換えれば、
エネルギッシュな人で思い立ったらすぐに行動できる、
という性格だとも言えます。
このように性格というのは変えられなくて、
性格を最終的に作っている意味付け、
もとい捉え方を変えることは出来るのです。
性格の良い悪いよりも大切なこと
性格というのは意味付け、
捉え方次第でいくらでも変わるものなのです。
しかし、
自分の嫌な性格を考える上では、
もっと大切なことがあります。
それは、
自分の性格をダメだと感じてしまうことです。
性格というのは捉え方次第でいくらでも変わるし、
それこそ自分の中だけでなく、
環境によっても大きく変わってきます。
そのため性格自体に、
良いも悪いも無いのです。
そんな中立的な性格なのに、
「なんて自分はダメな人間なんやろか…」
とついつい考えてしまうんです。
言うなれば自分で自分の首を締めてしまっているのです。
そんな自分で自分を苦しめなくてもいいんです。
もっと肩の力を抜いて、
自分らしく生きても良かったんです。
あなたは性格や自分のことをダメだとか嫌いだとか感じたり、
何となく生きにくいと感じているかもしれません。
ご相談やカウンセリングなど承っていますので、
お気軽にメッセージを送ってくださいませ。
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