こんにちは!
ぽっぽです
よく会話が苦手な人を、
口下手とかコミュ障とか言いますよね。
一般的には、
会話に対して苦痛を感じることを、
コミュ障とか言ったりします。
他にも会話が少し下手な人とか、
会話が苦手と感じる人など、
様々な定義があると思います。
しかし、
なぜコミュ障さんは会話が苦手なのでしょうか?
今回はこの疑問について、
心理学の視点から考えてみたいと思います。
会話が苦手ってホント?
コミュ障さんの多くは、
会話に対して苦痛を感じていると聞きます。
会話する時に緊張してしまったり、
ネットスラングとしては、
「アッ…アッハイ」みたいに書かれる事が多いです。
まず最初に似たようなこころの病気に、
対人恐怖症があります。
この対人恐怖症は、
「自分の振る舞いで相手に不快を思いをさせているんじゃないかということが怖い」
ということです。
ここでのポイントは、
不快な思いをさせているんじゃないかということが怖い、
ということです。
実際に不快にさせているかかどうかではなく、
そのように感じさせているんじゃないかという恐怖なんです。
何が言いたいのかと言いますと、
実際に嫌な思いをさせたかではなくて、
自分が思い込んでいるということが大きいのです。
もう少し言うと、
どれだけ会話が上手な人であっても、
苦手意識を持っているのであればそれは対人恐怖症なんです。
コミュ障さんにも同じようなものがあると思われます。
コミュ障さんも会話の上手さどうこうではなく、
会話が苦手だと思いこんでいることが多いのです。
会話が上手だったりする
ではコミュ障さんを主観的に見てみました。
どう感じるかっていうことですね。
では次に実際の会話の面を見てみましょう。
心理学とかだと、
ソーシャルスキルとか言われたりします。
上の方で書きました対人恐怖症ですが、
実際のソーシャルスキルとはあまり関係が無いのです。
コミュ障さんだと、
会話がしんどいと感じるということが主な状態です。
ですがソーシャルスキルがあろうがなかろうが、
会話がしんどいということには関係が無いのです。
例えば私だと、
元々会話がしんどかったことと、
会話のスキルが無いことが重なっていました。
しかし同期にいたコミュ障さんだと、
人としゃべるとしんどくなるとか喋りたくない、
ということでしたがどう喋っていいか分からないということは無かったようです。
しかもこの同期の人は、
けっこう会話が上手だったんです。
つまりはコミュ障さんだからといって、
会話が下手だとは限らないんです。
コミュ障さんに必要なこと
今回は、
コミュ障さんを内面と外面から見てみました。
内面としては、
会話がしんどいと感じること。
外面としては、
会話が必ずしも下手ではない。
私の考えとしては、
コミュ障さんの内面を変える必要はないと感じています。
それは、
内面のしんどさを治しても、
世界に繋がれないからです。
確かに会話のしんどさが無くなれば、
気楽に会話ができるとは思います。
でもそれで、
友だちが出来たりとか、
彼女が出来たりとか、
親密な仲になれたりとか、
出来るわけじゃないんです。
自分がどんな価値観を持っているのか、
逆に相手がどんな価値観を持っているのか、
これをお互いに交流して仲を深めていくのです。
そのためには会話のしんどさではなく、
自分の価値観を伝えたり、
価値観を知るための手段が必要なのです。
だからこそ会話のしんどさを治してもあまり意味がないのです。
それよりも、
自分と世界をつなぐための手段、
私としては会話の技術が良いのではないかと思います。
そうすれば、
自分のありのままの状態で、
より人と気楽に接することができるでしょう。
まとめ
コミュ障さんの内面は、
会話がしんどいと感じる。
外面は、
必ずしも会話がヘタというわけじゃない。
会話がしんどいというコミュ障を治しても、
友だちや恋人が出来るわけじゃありません。
相手の価値観を知って、
自分の価値観をしる、
世界と自分をつなぐ橋が必要なのです。
その橋が会話の技術だと考えられます。
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