自己肯定感が低いと悪い人生なのか?実は高い人生よりも幸せだった

こんにちは!
胃薬心理士のぽっぽです。

自己肯定感っていう言葉が、
色々なところで使われている最近です。

私も仕事柄、
「あの子は自己肯定感が低いからダメだ~」
とか聞くこともあります。

じゃあそんな自己肯定感ですが、
人生というスケールで考えてみましょう。

確かに自己肯定感が高いほうが、
人生で得なように感じるかもしれません。

自己肯定感が高いほうが本当に幸せで、
自己肯定感が低いと悪い人生なのでしょうか?

実は自己肯定感が低いほうが、
幸せな人生を送れるのです。

自己肯定感が高いとデメリットがある!?

自己肯定感を高めれば良いのか?

自己肯定感と聞くと、
一般的には自分に対しての自信という感覚に近いものと捉えられています。

だから自己肯定感を高めるために、
他の人に負けない何かを身に着けたり、
特別なものを手に入れようとしたりします。

 

そうして得られた自己肯定感ですが、
それで人生が良くなるとは思えません。

 

一般的に言われる自己肯定感の高め方は、
多くの場合環境や状況に依存しています。

具体的に言えば、
誰にも負けない何かを身につける、
という手段で自信をつけるとします。

でももっと自分よりも上手い人が現れたときに、
自分を支えているものがなくなるので、
自己肯定感はあっという間に下がってしまいます。

 

私も趣味で手品を初めた当初は、
周りの人が驚いてくれるので、
とても自己肯定感は高かったと思います。

ですがインターネットなどで、
海外のものすごく上手な人達を見て、
自分がどれだけ不器用で、
どれだけぎこちなく演じているかを知ることになりました。

直後はものすごく落ち込んだし、
それが原因で手品から離れたこともあります。

当然ですが、
こんな方法では自己肯定感は高まりませんでした。

高い自己肯定感は○○の原因

単純に自己肯定感を高めようとすると、
そうやって作られた自己肯定感は崩れやすいものになります。

さらに、
むやみに自己肯定感を高めれば、
悪い事態にもなってしまいます。

 

それは、
他人を見下す原因になってしまうということです。

 

自己肯定感が高い原因が周りの環境の場合、
例えば他人の場合が多いでしょう。

そこで他人よりも自分が優れていると感じる場合、
無意識に相手を自分よりも立場が下だと感じてしまうのです。

そうした見下しは、
自分が気づかないうちに態度などに出てしまい、
結果として人間関係が上手くいかなくなってしまいます。

そのため、
自己肯定感が高いということは、
必ずしも幸せだとは言えないのです。

自己肯定感の本当の姿

では自己肯定感を高めるのがダメなら、
どうしたらいいのかです。

結論から言うと、
自己肯定感は低いままでもいいんです。

意外に思われるかもしれませんが、
これにもちゃんと意味があります。

 

その前に、
自己肯定感自体について考えてみましょう。

自己肯定感については、
こちらの記事でもお話をしていますが、

自己肯定感の本当の姿

自己肯定感というのは、
なんとなーく今の自分で良いかな、
という感覚のことです。

一般的には、
ものすごい自信を持っているような状態に思われますが、
それはナルシストに近いものになってしまいます。

自分のことをGreatだと思っていなくても、
Goodくらいに思えるなら、
それは自己肯定感を持っているといえます。

自己肯定感は低いほうが幸せだった

自己肯定感はなんとなく自分がGoodであるという感覚ですが、
正直なところこれを別に持っていなくても、
問題はありません。

むしろ私は低いほうが幸せでした。

確かに中学生から高校生くらいの私は、
自分に自信を持てたり、
他人に誇れるような自分になるために色々なことをしていました。

・手品が出来るようになる
・会話が上手くなるように勉強
・占いを勉強

でもどれも上手くいきませんでした。

頑張って自信を作ったとしても、
それは元々無いものを強引に作り上げたに過ぎませんでした。

言うなれば、
無理に明るく振る舞ってしまう人になってしまったんです。

根本の自分に自身がないところは変わらなかったんです。

 

ですが私は心理学と出会って、
少しずつ自分への考え方が変わってきました。

心理学ではどれだけ優れているかどうかなどではなくて、
自分がどれだけ自分を生きられるかということが重要でした。

他の人と比較してどうこうとか、
自分はそれで頭がいっぱいでした。

でも自分が何を考えるか、
自分が何を感じるか、
自分が何を思うか、
自分がどう生きるかが大切だったんです。

人と比較した自分よりも、
自分から見た自分がどのような人間か、
という視点を心理学は教えてくれました。

 

そういうことを理解しはじめてから、
「まあー自分なんて所詮これくらいの人間やしなー」
と考えられるようになってきました。

言い換えるなら、
自分に自信がないことに自信を持ち始めたんです。

自分に自信がない、
というのが自分の姿だとわかってきたんです。

すると、
そんな自分のことが良いという人が現れて、
自分の好きなものがだんだん集まってきたんです。

これは、
無理に自信を作り上げた自分よりも、
自信がないということを認めた自分の方が自然体に近いからです。

つまりは、
無理に自己肯定感を高めるよりも、
あえて自己肯定感は低いままで自然体でいたほうが幸せだということです。

自分がダメだと思うことはたくさんあるかもしれません。

ですがこの世界の真実として、
ダメな人というのは一人もいません。

自分のことをダメだと決めつけているのは、
自分だけなのです。

世界を変えることは難しいですが、
自分を決めている自分自身を変えることはできます。

私はそんなあなたのことをお手伝いしたいです。

 

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