こんにちは!
胃薬心理士のぽっぽです。
自分に嫌なところがあると、
それが原因で行きにくいように思うかもしれません。
自分が大雑把だから、
自分が気が弱いから、
自分が人見知りだから
自分が臆病だから、
自分に自信がないから
色々と自分の嫌なところがあるかと思います。
そんな嫌なところを抱えているからこそ、
自分はダメな人間なんだと感じてしまうかもしれません。
ですが、
そんな自分の嫌いなところを言いかえるだけで、
人生をガラッと変えることができます。
嫌なところ=良いところ
例えば自分が、
臆病だとします。
じゃあそんな臆病な自分だから、
臆病を改善するんだ!
と意気込むかもしれません。
ですがこれでは、
とってももったいないのです。
実は嫌なところを変えようとすると、
自分の良いところを無くしてしまうことにもつながってしまいます。
それは、
その人の側面はあくまで一部の方向から見たものに過ぎず、
良いところも悪いところもあるということなのです。
そのためある一面から見たら嫌いだから変えると、
他の面から見たいい部分が消えてしまったりします。
例えば臆病な人というのは、
リスクの面を把握しているからこそ行動しない、
というリスクマネジメントが得意という性質を持っていると言えます。
この臆病な部分を捨ててしまうと、
せっかくのリスクマネジメント出来る部分も捨ててしまうことになります。
つまりは、
自分自身の捉え方次第で、
自分自信や生き方を変えることが出来るのです。
私は昔から根暗な自分がとっても嫌でした。
よく学校の休み時間になっても、
友達とも喋らずにずっと座ってる人いますよね。
自分がそういう人間でした。
でもクラスとかで全体を引っ張るような、
いわゆる陽キャラの人に憧れていました。
だから自分が陽キャラになれるように、
無理に明るく振る舞っている時がありました。
陽キャラの人に近づいたり、
ウケる話題をいっぱい仕入れてみたり、
クラス委員なんかに立候補しちゃったり。
今思うと、
コイツめっちゃ無理してるやん…
って感じです。
その時にできた友達なんて好きじゃない人ばっかりだし、
今では繋がっている人なんて全くいません。
でも無理しないでというか、
自分の嫌だと思っていた根暗な部分を出したほうが、
とても気の合う友達が出来たんです。
具体的に言うなら私はめっちゃオタクなので、
ゲームとかPCとかの話題をポロッと友達の前で言ってしまったんです。
しかも当時はまだマニアックなゲームの、
「MincraftのVer.1.1が出るよねー」とかいう話題でした。
ほとんどの人は、
(゚Д゚)ハァ?
って顔だったんですが一人だけ、
(ノ*゚▽゚)ノ ウォォォォォン
って反応してくれてそこから話は盛り上がりました。
その友達とは毎日ゲームをしたし、
お互い働き始めて住む場所が離れている今でも、
時々オンラインゲームを遊ぶような仲です。
確かに自分の根暗な部分は嫌です。
でもその根暗なおかげで、
ものすごく気の合う友人と出会う事ができました。
これは他の面でも同じことが言えるでしょう。
運動が苦手だから、
読書が好きな人と仲良くなれたり。
明るい人が苦手だから、
落ち着いた人と仲良くなれたり。
世の中のほとんどの物事は中立で、
良いも悪いもありません。
なので自分の一部を良いとか悪いとか決めているのは、
紛れもなく自分なのです。
大切な、
とても大切な自分のことを嫌だと思ってしまう気持ちも分かります。
私もそうでした。
でも自分のことを「良い」
と言ってあげられるのも自分だけでした。
だからこそ、
自分の嫌な面だけでなく、
良い面を見てあげることが何よりも大切だと思っています。
そうすることで、
自分の生き方が大きく変わってきたからです。
嫌なところの言い方を変える
自分の嫌な部分というのは、
あくまで特徴の一面を見ただけなので、
良い面もあるものなのです。
そんな嫌な一面を、
少しだけ言い換えてみましょう。
例えば臆病と言われる人だとしましょう。
臆病と言うといっつもビクビクしているとか、
前に出られないとかそんな印象があると思います。
臆病な人の頭の中では、
「失敗」して大変なことになるということを、
極端に恐れてしまうような特徴です。
この失敗を恐れるというところを詳しく考えれば、
物事を進めるリスクをキチンと見ることができる、
ということでもあります。
失敗したら恥をかくなどの、
リスク面を把握できているので、
物事を堅実に進めることが出来るともいえます。
またリスクで他人に迷惑をかけることも考えている、
他人に対しての配慮が出来るという言い方もできます。
人の特徴はこのように、
良い面を見て言い換えることができます。
ポイントとしては、
少しだけ特徴を分解してあげることです。
例えば私ならオタクな部分だとしましょう。
オタクという特徴から受ける印象とかは、
一旦横に置いておきます。
まずは「オタク」っていう人はどんな人か、
と少しだけ分解してあげるんです。
私なら、
・ゲーム好き
・パソコン好き
・お家大好き
・漫画好き
・人の目を見て喋れない
などなど
そしてこの色々ある要素の中で、
プラスに働く部分を探すんです。
私だったら、
ゲーム好きなおかげで子どもたちとゲームの話ができます。
同じオタクの人たちと話ができます。
同じように人の目を見れない人の気持がわかります。
こんな感じで、
自分の持っている特徴の良い面を探すのです。
自分は悪い人間だから、
良い面を身に着けなきゃいけない、
とか思ってしまうかもしれません。
ですが良い面は身につける必要はなくて、
すでに持っているものなのです。
それにあなたが気づいて、
目を向けて上げることが大切だったんです。
まとめ
確かに自分には嫌なところがあるかもしれません。
ですがどの嫌な面にも、
良い面が必ず隠れているのです。
その良い面にはすぐには気づきにくいかもしれませんが、
少しずつ分解していあげることでわかってくるのです。
まずは、
「自分の嫌なところって、文字にするとどんな感じなんだろう?」
と考えてみてください。
今まで気づかなかった、
新しい一面に気づけるかもしれません。
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