こんにちは!
ぽっぽです
子どもは日々いろんなことを吸収していますが、
なんでこういうことが出来ないんだろ…、
ってこともたくさんあります。
実はですね、
何か新しいことを覚えるときには、
ある法則を使えば覚えやすくなるのです。
今回は子どもの「できる!」を増やす、
心理学的な方法をお話したいと思います。
まずは基本から
まずは出来るようになる法則のその前に、
生き物としての法則についてお話します。
その法則を簡単に言うと、
いい事があれば、直前の行動は増える、
ってことです。
もう少し具体的にお話します。
例えば、
犬のしつけで考えてみましょう。
犬にお手をさせたいとします。
犬がお手をした時に、
餌をあげるとします。
コレは、
餌をもらうという良いこと、
が行動の直後に起こっています。
すると直前の行動、
つまりお手の量が増えます。
増えた行動はそのあと継続的に続くようになります。
つまり「お手!」と言われると前足を差し出します
当たり前やん…、
と思われるかもしれませんが、
実はコレが心理学では発見だったのです。
そして動物だけでなく、
人間にもこの法則が働いています。
これを強化の法則と言います。
他にもこんなところに
この法則は色々なところで働いています。
ほとんどの行動は、
この強化の法則で作られていると言ってもいいと思います。
例えば、
人におはようと言うことも同じです。
人におはようと言う→相手もおはようと返す
相手もおはようと返してくれるという、
良いことがあったので、
直前の行動、おはようが増えます。
部屋のスイッチも同じです。
部屋のスイッチを押す→部屋が明るくなる、
という良い事が起きています。
つまり直前のスイッチを押すことが増えて、
その行動が維持されます。
こんな風に、
ほとんどの行動は、
後に起こる良いことで制御されています。
これを子どもにも応用してあげようってことです。
子どもの場合
子どもでも同じような法則が使えます。
というか人間も動物なので、
大人とか子ども関係なく使えます。
単純にいうと、
子どもが良いことをしてくれたらご褒美をあげます。
ここで言う「ご褒美」とはですね、
「子どもが喜ぶこと」のことです。
たとえば、
・お菓子をたべる
・「すごいねー!」と褒める
・ギュッと抱きしめてあげる
などがあります。
ここで重要なのは、
「子どもが喜ぶこと」なのであって、
「褒めること」ではないのです。
確かに褒めてあげることで行動が増えることはあります。
ですがそれは、
「褒められることがうれしい」
これが前提条件になってます。
褒めることが悪いわけではないですが、
「褒める」を効果的にするために、
普段から子どもとスキンシップをとったりする必要があると思います。
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