対人恐怖症の悪化を食い止める意外な治し方

こんにちは!
ぽっぽです

対人恐怖症になってからというものの、
人と喋るのがめっきり楽しくありません。

いっつもビクビクしていました。

今となっては改善していますが、
当時の自分は、
「これ以上悪化したらどうしよう」
なんて考えていました。

 

そこで解決したという今の視点と、
心理学の視点から、
悪化を食い止める方法を考えたいと思います。

そもそも悪化とは

まずは対人恐怖症の悪化についてです。

対人恐怖症は、
広い意味だと人と喋るのが怖い、
って感じです。

まだ怖いと感じるだけなら、
確かに会話をするのはしんどいですが、
まあなんとか生活はできそうです。

 

じゃあ悪化するとどうなるかというと、
日常的に必要な会話すらできなくなる、
ということです。

例えば他の恐怖症で例える、
高所恐怖症が悪化すれば2階に行けないなどになります。

つまりは日常生活に支障をきたすようになるのです。

 

人間は社会の中で生活をしているので、
当然会話をする機会は非常に多く、
その会話が困難になるということは非常に苦しいと思われます。

恐怖症は心の誤作動

じゃあ苦しい自体になる前に、
食い止める方法を考えます。

対人恐怖症は広い意味では、
人と喋ることに恐怖感を感じたりします。

ですがこの対人恐怖症というものは、
日本の文化に依存したもので、
日本にしかありません。

その独特の点としては、
自分が相手に害を与えているんじゃないかというところ、
です。

 

自分の振る舞いが相手に不快な思いをさせているのではないか、
相手を傷つけたのではないかということが頭によぎり、
結果として人と喋るのが苦痛になったり避けたりするようになります。

じゃあその相手を傷つけたり、
不快を思いをさせたり、
嫌われたり、
っていう不安ですね。

 

それがどれくらい正しいと思いますか?

 

つまり相手が本当に、
あなたのことを嫌ったり、
不快に思ったりしているか、
ということです。

逆に考えれば、
あなたはそんな簡単に人のことを嫌ったりするでしょうか?

おそらく、
そんな簡単に人のこと嫌いになったりしないはずです。

つまりはあなたのことを本当に嫌っていたり、
不快に思っている可能性は低いということです。

 

基本的にどの恐怖症でも同じですが、
心の機能が少しだけエラーを起こしていて、
異常ではないことを異常だと捉えてしまっていることがほとんどです。

つまり対人恐怖症のあなたは、
相手に嫌われている、
傷つけていると感じなくてもいい場面で、
感じてしまっているのです。

 

この心の誤作動が恐怖症なのです。

誤作動に振り回されているため、
とてもつらいとも言えます。

悪化を食い止めるには?

本来は気にしなくても良いことに対して、
恐怖感や不安感を感じてしまっているのが、
恐怖症なのです。

そうなんです。

本来全く怖いものではないのです。

人と喋って相手にどう思われているかなんて、
実際のトコロ本当の気持ちなんてわからないですし、
それを気にしすぎても意味が無いのです。

 

そのため、
一種のあきらめ、
が効果的なのではないかと思われます。

諦めというか、
他人が自分のことをどう評価するかということは、
自分ではコントロールできません。

だってその人が感じているんですから。

その人の心のことまでは他人が介入できません。

 

さらにある話では、
出会う人の2割は無条件で自分のことを嫌ってくる人
さらに別の2割は無条件で自分のことを好いてくれる人
さらに別の2割はこちらの振る舞いで嫌ったり好いたりする人
だといいます。

こちらがどんなに気に病んでも、
必ず2割の人は嫌ってくるのです。

逆に何をしていても、
2割の人たちは自分のことを好いてくれています。

いつもビクビクして会話して、
自分のことを嫌ってくる人がいるならば、
それはあなたが付き合うべき人では無いと思います。

それよりもあなたのことを好いてくれる人。

あなたが喋っていて楽しかったり、
ホッとしたり、
落ち着いたりするような人たちを大切にしたほうが良いのではないかと思います。

 

そのため他人が自分のことを嫌っていようがどうでもいい、
と思えるようになればいいかなと思います。

 

頭ではそう分かっていても、
すぐには出来るものではありません。

おそらく頭では分かっていても、
実際に喋ると不安が頭をよぎります。

そんな時は、
私にでも頼ってください。

ゆっくりをお話をして、
寄り添って、
少しずつ楽になるようにしていきましょう。