心理学の治し方は対人恐怖症にピッタリなのか

こんにちは!
ぽっぽです

対人恐怖症を治したいと考える人は多いと思いますが、
いざ治そうと思うと何をしたらいんだろうって感じです。

確かに人と喋るのが苦痛ですが、
じゃあどうやれば苦痛じゃなくなるかってことです。

よく考えられる治し方に、
カウンセリングなどの心理学を使った治し方があります。

でも実際のところ
対人恐怖症に合うのかどうかってのは、
わからないとは思います。

今回は、
対人恐怖症に心理学的な、
治し方が合うのかを考えていきたいと思います。

そもそも対人恐怖症

まずは対人恐怖症についてですが、
一般的な意味合いだと、
人と喋るのが怖いみたいな感じです。

確かに心理学でもそんな感じですが、
日本人は少し特徴的で、
自分の振る舞いが他人に害を与えているんじゃないかと感じてしまいます。

一般的に言われる対人恐怖症とは、
少し違うかもしれないですね。

この対人恐怖症と呼ばれる状態は、
実は日本にしかなくて、
診断基準のところにも文化に依存すると書かれているようです。

恐怖症であって恐怖症でない

対人恐怖症と似たような名前のものに、
高所恐怖症などもあります。

高所恐怖症は、
単純に高い場所などに強い恐怖感を覚えて、
それに結びつくようなところにも行けなかったりします。

高所恐怖症を治すときだと、
高いところにいっても恐怖感を感じないようにできれば良いのですが、
対人恐怖症は少し違います。

対人恐怖症は同じ「恐怖症」なのですが、
ただ怖いだけではないのです。

前に書いたとおりに、
人に害を与えているんじゃないか、
ということが怖いのです。

そのため単純に人と喋るのが怖いのを治せばいい、
というわけではないのです。

対人恐怖症はどうするの?

では対人恐怖症では何を変えるのかというと、
考え方をすこしだけ変えてあげるのです。

例えば友だちから電話が来ていて、
それに出れなかった時、
「ああ…電話を取れなかった。相手は嫌な気分になっただろうなぁ」
と感じるかもしれません。

しかし冷静になって考えてみましょう

電話を取らないだけで相手のことを嫌いになりますか

例えば電話を取らないのは、
電話がなったのに気づいていないからかもしれません。

今は電話に出られない状況なのかもしれません。

などの色々な可能性があります。

色々な可能性があるのに、
嫌われた、
という考えを選択しています。

つまりは思考のパターンが、
「嫌われている」
「相手を傷つけた」
などの選択肢を選んでしまっているのです。

ただ怖くなくなるだけでなく、
このパターンをほんの少し変えてあげたり、
選択肢を増やしてあげるのが吉かと思います。

心理学は使えるの?

身体の病気であれば、
お薬を使えば不調を治せるかもしれません。

ですがこころに関しては、
お薬だけでは難しいところがあります。

対人恐怖症のような、
考え方などを少しだけ変えて上げる場合には、
カウンセリングなどの心理学を使った方法が有効だと考えられます。

身体の病気のように決まったお薬があるわけではなく、
その人だけにピッタリ合う解決法を一緒に探していきます。

問題は人によって本当に様々なので、
ゆっくりとお話を伺って、
一緒に解決法を探っていきましょう。