口下手でも出来る!面白い話し方と話題の選び方とコツ

こんにちは!
ぽっぽです

よくテレビとかでは、
すべらない話などの、
面白おかしい話が出来る人はもてはやされていますね。

日常でも面白い話が出来る人はもてはやされますし、
面白い話が出来ることを求めている人もいるようです。

しかし特別な経験もあるわけではないし、
ましてや口下手な自分にはそんな面白い話なんて無理だ…、
と感じてしまうかもしれません。

そこで今回は、
口下手でも出来る、
面白い話し方と話題の選び方についてお話をしたいと思います。

面白い話の構造

まずは面白い話ということについて考えてみたいと思います。

面白い話の構造というのは、
話の転換点があるということです。

話の転換点というのは、
話の方向が変わるということです。

もう少し言うと、
順調に進んでいたある物語が、
最後にガクッと方向が変わるということです。

では具体的なお話を一つ

「マラソン大会で足を痛めた友人を発見した。
それを見て肩を貸しながら一緒にゴールまで向かっていった。
それを見ていた観衆が拍手で迎えるが、ゴール直前で友人をポイッと離して、
一人だけゴールにダッシュしていって観衆はボーゼンとした。」

という感じです。(友人の実話です)

これは順調に進んでいた、
つまりは友人を助けてマラソンを完走する、
という感動で終わるのかと思いきや、
方向が変わる、
つまり友人を最後に見捨てるという展開の変わり方が面白さを生むのです。

意外な展開だからこそ面白く感じる、
というのが面白い話の構造なのです。

話題は過去から

さて実際に面白い話をしようと思いますが、
まずは話題を考えてみましょう。

当然ですが、
自分の過去から引っ張ってくることが、
比較的簡単です。

芸人さんのように創作でもかまわないのですが、
無理がある可能性があります。

そして何より、
事実は事実は小説より奇なり、
とも言われるように実際にあったことの方が確実に面白いです。

伝える時にも、
臨場感を出しやすいので是非とも自分の過去を振り返って話題を見つけてみてください。

話題を見つける最初のポイントとしては、
失敗談がおすすめです。

失敗談というのは、
順調だったけれども、
最終的に失敗したという話の方向が変わっています。

なので過去の失敗談を何個か思い浮かべてみましょう。

そしてその中でも、
人も共感できるような失敗を話題にしましょう。

例えば、
受験の時に途中でお腹が痛くなった、
というのはまだ共感しやすいんじゃないかと思います。

しかし、
受験の時に電車がハイジャックされて間に合わなかった、
というのは共感できませんよね。

なので話題を選ぶ時には、
・過去の失敗で
・共感しやすい失敗
を話題にしましょう。

 

私の失敗談を例に一つ。

京都駅を通学のために歩いていたら、
向こうから手を振ってくる人がいて、
もしかしたら知り合いなのかと思って手を振り返したら、
自分の後ろの人に手を振っていたことでしょうか…。

あの時の振り上げた手のやり場に困ったという失敗です。

こころが動いた

では失敗の話題を選ぶことが出来れば、
喋っていくわけですが、
その時にもポイントがあります。

ポイントは感情を含めるということです。

失敗をしたということは、
ただ起こったことです。

それを人に喋る時には、
自分が何を考えて、
何を思ったのかを加えていくのです。

順調に行っている時には何を考えたのか、
失敗をした時に何を考えたのか、
最終的に何を感じたのか、
などを含めていくのです。

話のオチがない、
ということを聞くことがありますが、
それは起きたことだけを喋った時に起こりやすいです。

その出来事が起こって、
最終的に自分はどのように感じたのか、
を加えることで話にオチがつくのです。

なので失敗の時に、
自分は何を感じたのか、
ということを思い出してみましょう。

 

前述の私の例であれば、

「手を振られた」=もしかして知り合いなんちゃうか…?
「最後に感じたこと」=これからは手を振り返さずに、完全に認識するまで無視しよう…。

ということを感じました。

話し方=伝え方

では話題が決まればいよいよ喋るときです。

喋る時には、
当たり前ですが淡々と喋っては盛り上がりに欠けます。

強調したい部分で言い方を変える必要があります。

そのために使いやすい方法が、
擬音語・擬態語です。

例えば「雨が降ってきた」ということを、
「雨が降ってきて」と言うか、
「雨がいきなりズァー!っと降ってきて」
と言うのでは強さが違いますよね。

関西人はこの擬音語・擬態語を使うことが多いらしいですが、
例えば関東の人だったら言いにくいのかもしれません。

ですがこの擬音語・擬態語を含めるだけで、
相手への伝わる強さが違うので、
一つでも入れるようにしてみましょう。

 

さてココまで踏まえた上で、
私の失敗をどのように話をするかです。

「こないだ京都駅いった時にさ、
なんか向こうからこっち見て手を振ってくる人がおってん。
微妙に遠かったけど、もしかして知り合いちゃうかな…?と思って、
とりあえず手を振り返してみてん。
そしたら自分の後ろの人が『久しぶり~!』ってブワーって走っていって、
後ろのやつに手を振っとったんかい!ってことがあったんやわ。
あの振り上げた手がすんごい恥ずいし、
これからは名前呼ばれるまで無視したるからな!」

といった感じでしょうか。

まとめ

面白い話は、
途中で方向が変わる。

話の話題は、
過去の失敗談で、
共感しやすい失敗。

自分が何を感じたのか、
を含める。

喋る時には擬音語・擬態語を使ってみましょう。