筋弛緩法と呼吸を使って人前でアガるのを改善!?

こんにちは!
ぽっぽです

人前で何かを喋る時になると緊張してしまって、
足が震えたり、
声が震えたり、
セリフがまともに喋れなくなったり、
困ってしまうことがあります。

私も手品をする時に、
初めてのお客様の前で演じる時には、
流石に緊張してしまいます。

そこで緊張を和らげる方法を、
2つほどご紹介したいと思います。

『人前で緊張する、コミュ障は治さなくても良いんです』

心理学の方法

まずは一つ目の方法です。

これは心理療法でも使われる方法で、
筋弛緩法という方法です。

単純に言うと、
筋肉に力を入れて脱力する方法です。

緊張という状態はリラックスとは真逆の状態なので、
リラックス状態を身体で作ってあげるのです。

人間の身体とは不思議なもので、
身体がリラックスすればこころもリラックスしてくるものなのです。

筋弛緩法のやり方

基本的には10秒力を入れて、
20秒脱力をすることです。

これを各部位で行っていきます。


握りこぶしを作ってギュッと握る(10秒)。
その後脱力(20秒)。


ひじを曲げて拳を肩にギューっと近づける(10秒)。
その後脱力(20秒)。


両肩をギュッと上げる(10秒)。
その後脱力(20秒)。


顔を鼻に向かってギュッとすぼめる(10秒)。
その後脱力(20秒)。

その他の部位にもありますが、
一部だけでも効果はあると言われています。

筋弛緩法のポイントは、
リラックス(脱力)した時の感覚を感じることです。

筋肉から力がジワ~っと抜けていく感覚、
これこそがまさにリラックスしていく感覚なのです。

顔などは人前では難しいと思いますので、
肩や手などは人前に立つ前などに行ってみてもいいのでは無いかと思います。

呼吸の方法

さてもう一つの方法は、
呼吸を使った方法です。

呼吸というのは人の心の状態と関係している所もあり、
緊張している時の呼吸は浅く早くなってしまいます。

そこで呼吸を整えてみましょう。

前述の通り、
身体が整うとこころも整うという状態になるので、
呼吸をリラックスしている時と同じ状態にするのが理想です。

目安としてオススメしたいものが、
アメリカ海軍でも採用されているという、
「Box Breathing」です。

これは4つのステップで構成されている呼吸法で、
ストレスを和らげるとされています。

Box Breathingのやり方は以下の4ステップです。
1:4秒間かけて息を吸い込む。(青い円の拡張に合わせて)
2:4秒間肺の中に空気が入った状態を保持する。(最大サイズの青い円が縮小し始めるまで)
3:4秒間かけて息を吐き出す。(青い円の縮小に合わせて)
4:4秒間肺の中に空気がない状態を保持する(最小サイズの青い円が拡張し始めるまで)

GIGAZINEより引用

緊張しても大丈夫

緊張自体には少し困ってしまいますが、
別のアプローチもあります。

それが緊張しても関係無いくらい、
練習をしておくことです。

私も手品をする時、
特に初対面で演じる時には緊張します。

一番緊張したのは、
学会の時に教授20人くらいの前で演じたときです。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

それでも普段とほぼ変わらない演技ができました。

そのために私は同じ演技ができるように、
動きやセリフを練習しておきました。

どこで何を言うか、
どこでどう動くか、
これを完璧にルールとして構成して練習をしました。

練習の成果もあって、
緊張で頭は真っ白状態ですが、
手や口や身体が勝手に動く状態で、
なんとか演技は成功できました。

人前でのプレゼンや発表は、
時間や喋る内容が決まっていると思いますので、
本番前に練習を重ねて緊張が影響されない程度にすることも一つの手段かと思います。

まとめ

緊張には、
身体に力を入れて脱力をする筋弛緩法。

呼吸を一定のリズムで行う、
Box Breathing。

別の手段として、
緊張しても関係無いくらいに練習をすること。

『人前で緊張する、コミュ障は治さなくても良いんです』