相手に共感する時に、ココを意識しないと失敗する!?

こんにちは!
ぽっぽです

人と会話をしていて、
自分の好きなこととか価値観に対して、
「それめっちゃ分かる!」
といってもらえるとものすごく嬉しくなります。

これは自分の好きなものや価値観を肯定されるからです。

会話をしていて、
相手にもこうやって嬉しいと感じてもらえると、
相手との距離をグッと縮める事ができます。

そこで今回は、
相手との距離をグッと縮める、
共感についてお話をしたいと思います。

そもそも共感とは

共感ということ言葉の意味自体は、
「共に感じる」といった意味だと捉えられます。

つまりは、
アナタと同じように私も感じますよ
と言っているのです。

「あるある!」
「それめっちゃ分かる!」
などと言うのは、
アナタと同じように感じる・考えるので、
それは良くあるし、分かると答えているのです。

 

じゃあ何でも、
「それめっちゃ分かる!」
と言っておけば共感になるのかというと、
なりません。

それは、
感じる理由や過程が違う可能性が高いからです。

 

例として、
私の好きなカレー屋さんがあります。

京都にある、
あいばカレーというお店なんですけどね。

そこに友人と行った時の会話で、
友人もカレー屋さんを気に入ってくれたのですが、

自分「ここのカレー屋さんご飯の代わりに玄米選べるで!」
友人「あぁ…そう…。てか雰囲気が落ち着いてええな」
自分「雰囲気もまーええ感じやな」

といった会話になりました。

私はカレーで玄米を選べるということが気に入ったのですが、
友人はお店の落ち着いた雰囲気が気に入ったようです。

 

この例から分かることは、
お互いが「好き」と表現したとしても、
その好きのポイントや過程が異なるということです。

そのため安直に、
私と同じように感じる、
とはいいにくいと言うことです。

共感の注意点

前述の通り、
簡単には共感は出来ない、
とお話をしました。

その点を踏まえた上で、
共感の注意点です。

それは、
相手が喋った内容にすぐに、
「分かる!」
と言ってしまうことです。

 

当然相手が感じることと、
自分が感じることが違う可能性があります。

そのため、
「分かる!」
とすぐ言ってしまって、
話してみると
なんか微妙に噛み合わなかったり…

なんて事になりかねません。

そのため注意点としては、
すぐに「分かる!」
ということを言わないことです。

共感のキホン

すぐに、
「分かる!」
と言えないならどうすればいいのか。

それは、
相手の話を聴いてから共感をするのです。

 

相手はその感じ方をする理由や過程があるはずです。

その部分を丁寧に聴いてあげて、
その上で共感をしてあげるのです。

なぜそのように感じるのか、
どの点がポイントだったのか、
きっかけは何だったのか、
色々聴くことはあると思います。

相手はその理由や過程があるので、
その感じ方をしているのです。
その部分に共感をしてあげます。

 

この共感の面白い点は、
全く自分はそう思っていなくても共感が出来るということです。

例えば自分の好きな食べ物が嫌いな人がいたとして、
それだけでは理解がしにくいし、
共感もしにくいと思います。

しかしその嫌いな理由を聞けば、
「あ~だから嫌いなのね」
と理解して共感することができます。

そのため考えが多少違っていても共感でき、
親近感を持ってもらえるということです。

まとめ

共感は、
相手か感じているように自分も感じる、
ということ。

共感するからと言って、
すぐに「分かる!」
と言っちゃいけない。

相手の話の聴いて、
なぜそのように感じるのか、
を理解して共感する。