こんにちは!
ぽっぽです
相槌をした方が良いということは、
前回お話をしました。
そこでは、
「うん」「はい」が相槌の基本だといいましたが、
今回はその応用です。
もう少し相槌のバリエーションを増やしてみましょう。
動画でも少しお話をしているので、
参考までにご覧いただければと思います。
感情の種類を分ける
まず相槌を打つときには、
感情を含めたほうが良いです。
感情を含めることで、
話を聴いてどのように感じたか、
または話を聴いているということが、
相手に伝わるのです。
そこで感情の種類を簡単に分けてみましょう。
簡単には、
心地いい感情と嫌な感情です。
心地いい感情とは、
言い換えれば嬉しいとか幸せな感情です。
種類としては、
嬉しいとか幸せとかウキウキするとか、
このような言葉で表現される事が多いです。
嫌な感情は、
暗い気分になるような感情です。
心地いいとは逆ですね。
落ち込むとか悩むとかイライラするとか、
という言葉で表現する事ができます。
この2種類の感情、
心地いいと嫌という感情を覚えておきましょう。
伝え方が重要
では感情の種類を分けたところで、
相槌の種類を増やしていこうと思います。
しかし、
実際のところ相槌として言う内容は、
あまり種類が多くなくても大丈夫です。
矛盾しているじゃないかと思われるかもしれませんが、
重要なのは、
言う内容ではなくて、言い方なのです。
少し心理学のお話をすると、
メラビアンの法則というものがあります。
これはアルバート・メラビアンが提唱した法則で、
メラビアンはコミュニケーションを取る際に、
内容、言い方、表情のどれが一番影響を与えているのか、
を調べたものです。
結果としては、
言語の情報(話した内容)=7%
聴覚の情報(言い方)=38%
視覚の情報(表情・見た目)=55%
ということでした。
この研究から言いたいことは、
何を伝えるかよりも、
どう伝えるかのほうが重要であると言うことです。
この点を踏まえて相槌を考えると、
相槌で言う内容ではなくて、
伝え方にバリエーションをもつことのほうが重要だと言うことです。
余談ですが、
このメラビアンの法則は正直怪しいです。
この研究は言語情報が与える影響は少ない、
という仮設を検証するための研究だったらしく、
実験方法を見ても、
「そら言語情報の影響が少ないわ」
といえるような内容でした。
なのでこの比率に関しては微妙です。
しかし、
あとになって別の方法で比率を研究したところ、
言語情報は2~3割の影響を与えているとの結果が出ています。
そのためメラビアンの法則で言いたいことは、
喋る内容よりも、言い方や表情のほうが影響が大きい、
ということなのでお間違いないように。
言葉は少し増やすだけでOK
伝え方が重要だとはいいましたが、
前回の記事では、
「うん」と「はい」
の2種類だけで大丈夫のようなことをお伝えしました。
しかしもう少しだけ種類を増やしてあげれば、
それぞれの感情により相槌を返しやすくなります。
例としては、
「ほー」
「へー」
「うんうん」
などですね。
丸暗記する必要はありませんが、
頭の片隅にでも置いておきましょう。
話の内容を考える
では実際に相槌を打つことを考えましょう。
まずは、
相手の話の内容を聴いて、
それが心地いい感情を伝えたいのか、
嫌な感情を伝えたいのか、
どちらかを考えます。
まあ考えるというと難しいかもしれませんが、
単純に話の内容が、
楽しい話か愚痴っぽい話かということです。
その話の内容が楽しい内容だったら、
心地いい感情伝えたい話。
愚痴っぽかったり失敗談とかだったら、
嫌な感情を伝えたい話。
てな感じです。
心地いい感情
ではそれぞれの感情での言い方の違いです。
まずは心地いい感情からですが、
言い方のコツとしては明るくです。
相手の喋った内容に対して、
驚いたり喜んだり前のめりになったり、
相手の「嬉しい」という感情を汲み取ってあげましょう。
文字にすると、
「へぇー!」
「ほほー!」
「おー!」
などといった感じです。
嫌な感情
嫌な感情の場合には、
相手が感じているであろう感情、
「嫌」という状態の時の反応を返してあげます。
「うわぁ…」
「えー…」
「あちゃー」
などといった感じです。
まとめ
相槌は、
何を言うかではなく、
どのように言うかが大切です。
相手の話が楽しい話ならば、
こちらの相槌も楽しく。
逆に相手の話が愚痴っぽい話などの場合には、
相槌は少し落ち着き目にすると良いでしょう。
動画でもお話していましたが、
実際に経験してみないと分からない所も多いと思います。
最初のうちは、
話を聴いてとにかく相槌を打つ、
これを意識してやってみましょう。
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