話を盛り上げる相槌の魔法を覚えよう!

こんにちは!
ぽっぽです

会話では相手の話を聴くことが大切です。
とはよく言われます。

しかし、
よく話を「聞く」
と書かれることがありますが、
個人的には「聴く」と書いて欲しいです。

この、
「聞く」「聴く」の違いですが、
「聞く」はただ耳に音が入ったということ。
「聴く」はその音に集中して音を感じているということ。

これを会話に当てはめると、
「聴く」ということは、
相手の話を集中して聴いている、
という事になります。

「いや人の話はちゃんと聴いているから!」

と言われる方もいるかもしれませんが、
会話の「聴く」にもう少しだけ加えてほしいことがあります。
それが相槌です。

今回は相槌についてお話をしたいと思います。

会話はキャッチボール

まずなぜ相槌が必要なのかですが、
「言葉のキャッチボール」
という言葉を聞いたことは無いでしょうか?

つまりは言葉を投げて受け取って投げ返して、
お互いの意思が往復するということです。

ここで人と会話をしている時のことを思い出してみましょう。

AさんとBさんが喋っているとして、

Aさん「昨日上司に怒られてさー」
Bさん「・・・」
Aさん「マジで大変でさー」
Bさん「・・・」
Aさん「上司がムカつくしさー」
Bさん「・・・」

Aさん「ちょっと!ちゃんと話聞いてんの!?」
Bさん「いやちゃんと聞いてるけど…」

てな感じになってしまうことがあったりします。

 

なぜAさんが聴いているのかと怒ったのでしょうか?

大きな原因として考えられるのは、
話を聴いているかどうか分からない、
ということがあります。

Aさんが喋ってもBさんが何も反応をしなければ、
それはAさんが壁に向かって喋っているのと同じです。

ではどうすればいいのかというと、
聴いているということが相手に伝わればいいのです。

そこで意識してほしいことが相槌です。

 

相槌を打つことで、
話を聴いていることをキャッチボールで投げ返すことが出来ます。

つまり意識すべきことは、
「話を聴いていますよ」というボールを返してあげることです。

そのために効果的な方法として、
相槌がオススメです。

相槌は「うん」「はい」が基本

相槌を打ってください、
といわれるとなかなか難しいと思います。

なので一番最初は簡単な相槌から覚えましょう。

それは「うん」「はい」です。

これらは相手の話と話の間をつなぐものになるので、
相手の話を続けるきっかけににもなります。

さらに話を聴いているということも伝わるので、
簡単でありながら効果的な相槌です。

なので最初は人の話を聴いている時に、
意識して「うん」と「はい」を言うようにしましょう。

 

「うん」と「はい」の使い分けですが、
基本的には「うん」の方で大丈夫です。

ただし目上の人の話を聴いている時に、
「うんうん」と話を聴いていると、
相手をナメているんじゃないかと取られてしまう可能性があります。

そのため目上の人や、
年上の人や初対面の人などとお話する際には、
「はい」の方を使うようにしましょう。

相槌のタイミング

実際に相槌を打つときを考えてみましょう。

相槌を打つタイミングですが、
お喋りが一呼吸終わったタイミングです。

例えばですね、
Aさん「こないだ駅前のカフェでご飯食べてね」
Bさん「うん」
Aさん「新メニューのパスタが美味しかったんだけどー」
Bさん「うん」
Aさん「何か店員さんの態度がちょっと嫌だったんだー」
Bさん「うん」
みたいな感じです。

 

基本的に会話では、
伝えたいことを複数の文章に区切って相手に喋ります。

そして区切った文章は、
一呼吸で喋れるくらいの短さにして喋るようになります。

イメージとしては、
その一呼吸で喋ったところで相槌を打つ感じです。

 

一つ注意点として、
食い気味に相槌を打ってはいけない、
ということです。

食い気味に打つということは、
相手がまだ喋り終えていないのに相槌を打つということです。

相槌を話を聴いていることや、
話を理解しているという意思表示になりますので、
それをまだ喋り終えていないタイミングでされてしまうと、
「ほんとに私の話をちゃんと聴いている??」
と感じられてしまいます。

なので食い気味にならないようにだけ注意をしましょう。

相槌に感情を含める

相槌の基本としては、
「うん」と「はい」がありますが、
実際にはもう少し種類があります。

それは聴いているコチラ側の感情を含めることです。

 

例えば話を聴いている時に、
話の内容がよくわからないとか、
その話にめちゃくちゃ同意できるとか、
そういうことを感じる事があります。

そういう時に、
ただ無表情に「うん」というだけではなくて、
「うん!」という風に強めに言ったりすれば、
相手には聴いているということがより伝わりやすくなります。

強めに「うん!」とか、
すごく同意できる時には「うんうん!」とか、
ちょっと深刻な話のときには「うん…」とか、
悩むような感じで「うーん…」とか、
色々言い方はあります。

コチラが相手の話を聴いて、
どのように感じたかが相手に伝わるように相槌を打つことが出来れば、
相手にコチラの感情が伝わるのでより話を聴いていることが伝わりやすくなります。

この感情を含めることに関しては、
また別の記事でもお話をしようと思います。

まとめ

相手の話を聴いているということを伝えるために、
相槌が非常に効果的です。

相槌の基本は、
「うん」と「はい」です。

これを相手の話が一呼吸で言い終わったタイミングで、
相槌を打つようにしましょう。

さらに相槌の時には、
自分がその話を聴いてどう感じたか、
という感情を含められればより良いかと思います。