お客様は神様です!を三段論法で考える

こんにちは!
ぽっぽです

たまーに店員さんに対して、
ものすんごいクレーム言ってる人いますよね。

何か自分がものすごくエライみたいな感じで。

こういう時によく出てくるのが、
「お客様は神様です」
っていう言葉です。

おそらくこういう言葉があるから、
何か偉そうにしちゃう人がいるのかなと思います。

そこでこの、
「お客様は神様です」
っていう言葉をすこし考えてみます。

三段論法で考える

まずは、
「お客様は神様です」
っていう言葉があります。

そこから、
お客様である自分は神様だ、
って勘違いしちゃうんじゃないかと。

これが三段論法っていうやつかなって思います。

つまり、
A=Bで、
B=Cの時、
A=Cである。

ってやつです

なので、
「お客様は神様です」
これは
お客様=神様

さらに、
自分=お客様
です

ということは、
自分=神様
ってことです。

完璧な論理じゃないか…!?

人間は豚

さてこの、
自分=神様がどれくらいおかしいかってことを、
この三段論法から考えてみます。

 

別の例として

豚は動物である

人間は動物である

なので人間は豚である

 

これも三段論法です。

自分=神様
これは、
人間=豚
と同じくらいの論理ってことです。

なんでずれるのか

そもそも、
「お客様は神様です」
の中の「は」

これが、
左右が同じものとして感じる原因になっているのではないかと思います。

つまり、
お客様と神様は同一のものである、
と感じれるようになっているのです。

しかしながら、
お客様と神様は完全には同じではありません。

 

その証拠に前後の言葉を逆にしてみましょう。

「神様はお客様です」

??????

意味不明ですね…

 

つまりは、
お客様はあくまでも、
神様という概念の一部にすぎないというわけです。

それを拡大解釈して、
自分も神様だから丁重に扱われるべきだ、
って考えちゃうのかもしれないですね。

人間は豚ではない

ちなみにさっき書きました、
A=Bで、
B=Cの時、
A=Cである。

これで使われる「=」

これは左右が同じものである時にしか使えません。

だって算数とかで、
2=3とか出てきたら、
意味不明ですものね。

 

さて人間=豚という意味不明なものも、
すこし図解してみると分かりやすかったりします。

人間が動物であるっていうのも、
動物の一部って意味と同じです。

だからこそ、
人間=豚ってのは成り立たないのです。