話し方講座、聞き方のキホン

こんにちは!
ぽっぽです。

この話し方講座というタイトルですが、
今回は聞き方についてお話したいと思います。

「え?話し方じゃなくて、聞き方なの?」
と思われるかもしれませんが、
聴き方は会話の中では非常に重要です。

相手への好感度などに関しては、
「何をどう喋るか」よりも
「どのように話を聞くか」
の方がより重要です。

今回はそんな重要な、
聞き方の基本についてお話ししたいと思います。

「聞く」と「聴く」の違い

話を聞く方が重要です、
とお話をすると、
多くの人は自分は聞いていると答えると思います。

ですが本当のトコロは、
聞くことは出来ていても、
聴くことが出来ていないことが多いです。

まずはこの2つの、
「聞く」「聴く」の違いについてお話します。

 

まずは「聞く」

これは意味合い的には、
音が耳に入ることを感じる、
ってことです。

確かに相手の話の内容も耳に入っていますが、
言ってしまえばただそれだけなのです。

ただ相手の喋ったことを耳に入れていれば、
それで聞いたことになるのです。

 

逆に「聴く」

これは、
特定の音や言葉に注意を向けて耳に音を入れる、
という意味です。

聞くとの違いは、
その音に対して意識を向けているかどうかです。

この2つの言葉の違いを覚えておいてください

目指すのは聞き上手の理由

ではなぜ聴くということ、
つまり相手に意識を向けることが重要かといいますと、
それは人間のあるルールがあるからです。

そのルールとは、
・人は自分の話をするのが好き
・人は自分の話を聞いてくれる人が好き
というものです。

この2つめの、
・人は自分の話を聞いてくれる人が好き
という部分に関係してくるので、
聴くということが重要なのです。

 

聞いてくれるという意味は、
喋った本人が聞いてくれたと感じた、
ということです。

つまりは喋った人が、
自分の話を聞いてくれたと感じてくれるような、
聴き方をしないといけないということです。

 

「イヤ自分は相手の話をちゃんと聞いてるから!」
という声もありそうですが、
実際に話しを聞いているかどうかではなくて、
聞いていることが伝わっているかどうかが重要なのです。

相手の話を聞いていて何の反応もしないのであれば、
相手にとっては壁に喋っているのとほぼ同じです。

 

人に喋るということは、
その人が聞いてくれている、
という関係性があるために成立しているのです。

相手との良好な関係を築くためにも、
ただ相手の話を耳に入れるのではなく、
「アナタの話を聴いていますよ」
ということが伝わるような聴き方をしなければならないのです。

「聴く」に必要な要素

では相手に聴いていることが伝わるような、
聴き方についてです。

聴くということに関しては、
いくつかの要素が必要であると思われます。

それは、
・相槌
・笑顔
・動作
です。

まずは相槌です。

これは話を聴いているということを、
声で相手に教えてあげるのです。

これはほとんどの人が意識をせずにやっていると思いますが、
やるかやらないかには差がありますので、
是非ともやってほしいです。

 

次に笑顔です。

笑顔といいましたが、
もう少し幅を広くすると表情です。

表情で相手の話にリアクションを取ってあげることで、
こちらに話がどのように伝わっているかを伝えてあげるのです。

特に笑顔に関しては、
好意を伝えられる事が多いので、
かなりオススメです。

 

最後に動作です。

動作というのは身振り手振りや、
うなずきなどです。

聴いている時に動作というのはイメージがしにくいとは思いますが、
聴きながらうなずきをすると、
聴いているということがとても伝わりやすくなります。

まとめ

会話では、
聴くことがとても重要です。

人は自分の話を聴いていくれる人が好きであり、
キチンと聞いているということが伝わるように、
「聞く」ではなく「聴く」を心がけましょう。

聴くときには、
・相槌
・笑顔
・動作
に意識を向けましょう。

 

私は元々人と会話をする時に、
何を喋れば良いのか分からず、
とても混乱しました。

ですが実際には、
喋るよりも聴く方が良いということでした。

ですので、
喋るのがどうも苦手…、
というアナタだからこそ、
聴く力を身に着けてほしいのです。