自分に自信がないと堂々と出来ないし、
人前でビクビクしてしまったりで、
自分のことをダメだとか思ってしまうかもしれません。
実は、
自分に自信が無いほうが、
良いことがあるのです。
自分の「価値」を勘違いした方が良い!?
自分に自信がないという人は、
自分に価値がないと感じることもあるようです。
自分は何も出来ないし、
他人に誇れるものも無い、
と他の人と比べて自分の価値を低く見積もってしまうんです。
私も自分のことが大嫌いで、
なんでこんなクソ人間が自分なんだ、
って思う時期もありました。
ですが今になって言えるのは、
自分に自信を持てなくて、
自分の価値を低く見積もると良いことがある、
ということです。
問題は自分の価値が、
他の人と比べて決まっているということです。
自分が他の人と比べて価値が低いということは、
他の人の方が価値が高いと感じることです。
これは他の人が羨ましかったり、
憧れという形で出てくることもあります。
私も他の人が堂々としていたり、
気軽に会話している姿がとても羨ましかったです。
つまり自分に自信のない人は、
相手の価値を高く見積もる、
という捉え方をする特徴があると言えます。
このような捉え方が出来る、
自分に自信のない人には、
良いことがあるのです。
それは、
他人のことを
敬ったり尊敬できるのです。
当たり前ですが、
人間関係では相手を敬ったり尊敬したりすることが必要です。
相手のことを見下したりしていると、
相手のことを受け入れなかったりして、
人間関係は上手くいかないでしょう。
ですが自分に自信がなければ、
相手のことを上に見て尊重することが出来る可能性が高いのです。
自分は○○が出来ないけど、
アナタはそれが出来るのがすごいですね!!
と認めることが出来るのです。
自分に自信を持っていない人が、
すべてこのように考えているとは言えませんが、
他人との比較で自信を持っている人よりは、
間違いなく相手を尊重することが出来るでしょう。
自信を持てば良いのか…?
では逆に考えてましょう。
自分にすごく自信を持っているとします。
例えば、
人よりも何かが出来るとか、
何か特別なものを持っているだとか。
そういうことで自分に自信を持っている人がいるとします。
その人は、
あくまで他人との比較で自信を持っていることになるので、
何かが出来ない人や、
持っていない人のことを見下してしまう可能性があります。
つまり人間関係を構築する上で、
不利になってしまう可能性があります。
例えば、
他の人が自分よりも何かが出来るときに、
「ふーん、そう。でも自分は○○が出来るし。」
という自信の保ち方をします。
この場合、
あくまで自分の自信を保つことが優先になっていて、
相手が出来ることを認めているわけではありません。
つまり、
他の人との比較で自信を持っていると、
他人を認めにくい可能性が高いのです。
確かに自分に自信を持っていることは、
とても良いことのように感じるかもしれません。
しかし、
その自信の持ち方によっては、
不利になってしまうところもあるのです。
自信が武器になるのか?
確かに自信を持っていることは、
素晴らしいことのように感じられるかもしれません。
しかし、
自信を持っていることで、
何が出来るのでしょうか?
漠然と自分に自信を持てないから、
自分に自信をつけなければいけないような気分になっているかもしれません。
しかし自分に無理をして自信をつける必要は、
全く無いのです。
自信を持っていると、
堂々と出来たり、
ビクビクしなかったり、
と良いことがあるかもしれません。
しかし、
本当にその個人のことを大切にするのであれば、
人前で堂々としなくても良いし、
ビクビクしてしまっても良いのです。
その人がその人なりの生き方で、
幸せでいられるならそれで良いのです。
そのために無理に自信をつけることは必要ではないし、
それ以外の方法をとった方が建設的かと思われます。
自信がないままで生きていく
無理に自信をつけても、
これといって良いところがあるとは、
私は思えません。
それよりも、
自分に自信がないままで生きていったほうが、
より生きやすいんじゃなかと思います。
自分に自信がないままでというと、
少しイメージがしにくいかと思いますが、
自分自身を認めてあげているという感覚です。
自分が嫌いだとか、
自分に自信がないだとか、
人前でビクビクしてしまうだとか、
堂々と出来ないだとか、
このような自分のことを認めてあげるんです。
自分とはどんな存在なのか、
という自分に対する感覚が薄いため、
自分がどのような立ち位置にいるか分からなくて自信がなくなるのです。
だから、
「自分は弱くて、自信がないんだ」
という立ち位置でいれば良いのです。
言うなれば、
自分に自信がない事に自信を持つのです。
自分のことをダメだと思っていたり、
弱い存在だと思っているかもしれません。
そのままでも良いのです。
その弱い自分を認めてあげて、
弱いままで世界とつながっていくのです。
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