LINEだけでもモテるの!?テンプレの会話について思うこと

こんにちは!
ぽっぽです

以前に友人から受けた相談で、
「街コンで知り合ってLINEしてるけど、どうやったら落とせるかな?」
というものがあります。

自分「あーそりゃご飯とか行ったりとか…」

友人「いやー忙しいから。何か心理学のテクニックで落とせへんの?」

自分「へ?」

友人「いや何か女性を落とす心理学とかあるやん。テンプレみたいなん無いの?」

自分「あのなぁ…」

っということで、
自分の説教的なものがありました。

文章で好きになるか

自分「そもそもお前はLINEで好きになることあるんか?」

友人「そりゃ可愛かったり雰囲気いい子やったら好きになるな」

自分「それはその人の人柄を知ってるからやろ。全くゼロからLINEでやり取りをして好きになると思うけ?」

友人「いや…好きにはならんかな…。その人が全然分からんし。」

そもそも、
人のコミュニケーションの中で、
何が大きい要因なのかという研究があります。

メラビアンの法則というもので、
端的に言うと喋る内容が7%で、
喋り方や表情が残りの93%を占めているというものです。

何を伝えるかよりも、
どのように伝えるかがコミュニケーションの上では重要ということです。

LINEは基本的には文章のみです。

なので、
喋る内容しか伝わらないのです。

そのためその人の人となりが分からず、
好きになるとは思えません。

なのでLINEだけで落とすということは、
かなり難しいと思います。

何を言うかよりも、誰が言うか

自分「LINEで好きにはならんし、あとこうすれば落とせるみたいなんあるやろ」

友人「あのー雑誌とかにあるやつやんな」

自分「そそ。例えばあれを俺みたいなオタクが言うのと、キムタクが言うのとでは違うやろ」

友人「お前から言われたら鳥肌やな」

自分「悲しいことにせやねん!やから何を言うかじゃ無くて、誰が言うかなんやって!」

当たり前ですが、
何を伝えるかよりも、
誰が伝えるかのほうが重要です。

私は眼鏡でオタクで、
見た目的にはロッチの中岡に似てると言われたことがあります。

そんなやつよりも、
キムタクとかジョニー・デップとかに、
ロマンチックなことを言われたほうが嬉しいに決まってます。

受け取り側

自分「あとそれを言われて嬉しいかどうかもあるわな」

友人「あー口説かれても嬉しくないとか?」

自分「そんな感じやな。人によって響く言葉が違うやんか」

友人「飯行くのが嫌とか?」

自分「嫌というか好みの問題やな。例えば俺は少食やから、焼肉よりもカフェとかいくほうが嬉しいな」

友人「あーそういうこと」

自分「何か酒が入ったら悩みをいいやすいとか聞いたことあるけど、酒が嫌な人もいるやろ」

友人「ふむ」

自分「ようは、何を言うかじゃなくて、誰がそれを聞いているかってことやな」

仮に一発で落とせる落とし文句があったとします。

それが全員を落とせるのかというと、
正直疑問です。

ちょいワルな人に響く言葉もあるし、
まじめな人に響く言葉もあります。

ギラギラ系が好きな人や、
真面目な人が好きな人や、
おちゃめな人が好きな人など色々なタイプがあります。

多様なタイプがあるため、
テンプレ化が難しいのです。

つまり、
テンプレのように何を言うかではなくて、
誰がそれを言うか、
誰がそれを聞くか、
ということが重要なのです。

だからこそ、
テンプレは難しいのです。

テンプレは存在ないわけじゃないが…

自分「テンプレは無いわけじゃないけど、たぶん使えへんで」

友人「あるけど使えへんの?」

自分「俺の友達でな、彼女がとっかえひっかえの奴がおんねん。そいつのやり方やな」

友人「そいつがテンプレ使ってるってこと?」

自分「まあ出来る彼女が毎回ギャル系の女の子なんやな。そいつの中で『ギャル系のテンプレ』ができてるんやろな」

友人「でも誰が言うかが大切なんやろ?」

自分「せやな。そいつは自分にも相手にも合ったLINEとか接し方をテンプレ化してるからモテるんやろな」

テンプレとして雑誌などで紹介されているものもあります。

こうすれば女性を落とせる、
みたいなものですね。

確かにその方法でも、
相手を落とせる場合があります。

それは、
自分が喋っても違和感がなく、
相手に響く言葉だったら場合でしょう。

つまりテンプレ化されているものは、
使っても違和感がない人が、
その言葉が響く人を落とす時には効果を発揮すると考えられます。

このような意味では、
テンプレは確かに存在しています。

しかし、
自分がその方法を使っても大丈夫か、
相手に響くのかということは正直わかりません。

そのためテンプレとしてまとめることは非常に難しいのです。

どないすんねん

友人「まじかー、ほなどないしたらええんかな」

自分「ええからとりあえずもう一回会ってみろ。こないだ街コンでちょっとは喋ってるんやろ?」

友人「でも飯とか行くにしてもどこがええと思う?」

自分「それを聞くためのLINEやろが!!はよ連絡せえ!」

LINEでは文字だけのやり取りが多く、
人となりは伝わりません。

100回LINEをするよりも、
1回会ったほうが明らかです。

LINEはコミュニケーションのツールではありますが、
会話よりも圧倒的に情報量がすくなく、
それだけで仲を深めることは難しいです。

なので会うことを目的に、
LINEを使う方が良いんじゃなかと思います。

会ってからであれば、
人となりをわかっているので、
次に会うまでのつなぎとして使うことが出来ます。

まとめ

LINEのテンプレは、
・誰が言うか
・誰が聞くか
によって大きく意味合いが変わってきます。

そのためテンプレ化は非常に難しく、
テンプレとして存在しているものは、
特定の響く人にだけ有効なものだと言えます。

100回LINEするよりも、
1回会うほうが人となりがよくわかります。

LINEは会うための手段として使っていきましょう。