沈黙が怖い…何か喋らなきゃ…という人のための話の作り方

こんにちは!
ぽっぽです

よく人と会話をする時に、
沈黙が怖くて何か喋らなきゃ、
とは思うのですが何を喋ればいいのか分からない、
という悩みをもつと聞きます。

私も人といる時に沈黙が続くと、
何か喋らなきゃいけないという気分になります。
それが仲の良い友人であってもです。

実際には沈黙自体は問題ないのですが、
初対面の人だと沈黙はすこし苦しいかもしれません。

そこで今回は、
会話で何を喋れば良いのか、
についてお話をしたいと思います。

自分の中で何があったのか

何を喋ればいいのか、
を考えるにあたってすこし思い出して頂きたいことがあります。

それは幼稚園児から小学生くらいの、
子どものお喋りです。

子どもの話を聴いていると、
「今日◯◯ちゃんと縄跳びして遊んだよ!」
「先生が△△公園まで連れて行ってくれてボールで遊んだよ!」
みたいにあったことを喋ってくれます。

ここで考えてほしいことは、
何を伝えたいかということです。

おそらく前述の話だと、
遊んで楽しかった、
ということを伝えたいのではないかと思います。

つまりは感情を伝えたいのです。

この感情を伝えるということがポイントで、
その時に何を感じたのか、
何を考えたのか、
などを話の中に加えることで、
グッと話の内容が濃くなります。

私の例

ではココで私の例を一つ。

先日アイスを買ったのですが、
値札と実際の値段が違う、
ということがありました。

これはただ起こったことだけ喋ったとします。

「昨日アイス買ったら書いてる値段と実際の値段が違うかった」

となります。

これを聴いた相手からしたら、
「あぁ…そう…」と反応される可能性があります。

これは、
何を伝えたいのかがわからないからです。

値段が違って腹が立ったのか、
悔しかったのか悲しかったのか、
何を伝えたいのかがわからないのです。

 

では次に私が実際に喋った内容は以下のような感じです。

「昨日アイス買いに行ったら、新製品が出てたんやけどさー。
同じシリーズが全品半額みたいに書いてたし、よっしゃ!と思って買ったんやけど、
いざレジ通したら何か高いねん。あれ?おかしいな…?と思って後でレシート見たら、
新製品だけ普通の値段のまんまやってんか!ホンマに何やねんあの店!」

みたいな感じです。

どうでしょう?
前述の喋った内容に比べて、
値段が違ってムカついたりした、
というような内容が伝わりやすいのではないかと思います。

つまりは、
話の中には自分が何を考え、
何を思い何を感じたか、
を含めることが大切なのだと考えられます。

話のオチ

よく聞く、
話のオチがない、
ということがあります。

オチというのは、
最近だと面白いポイントみたいに取られがちですが、
意味的には話の締まり方です。

話の構成である、
起承転結の結に当てはまる部分です。

 

話のオチがないということは、
その話をして何を伝えたいのか、
という話の結論が欠けているということです。

つまりは、
何が起こったのかだけを伝えた場合に、
このオチがないということが起こりがちです。

それが起こった事によって、
自分が何を感じて、
何を考えて、
どう思ったのか。
これが話のオチなのです。

いわゆる芸人さんや、
面白い話をする人は、
このオチの部分に笑いの要素を加えているだけで、
私達の会話ではそのような笑いの要素は必要ありません。

必要なのは、
アナタが何を感じたか、
です。

話のポイント

まず話のネタに関してです。

前述の通り、
お話には自分が何を感じたか、
などの情報がほしいです。

なので自分が、
感情が動いたり、
何かを考えたり、
何かを思ったりしたことを思い出します。

ものすごく小さいことで大丈夫です。

私の例だと、
あの店は少し嫌だ、
腹が立った、
ということです。
このレベルで大丈夫です。

ラッキーとかイライラとか、
教訓を得たとか、
こう考えたとか、
このように感じる出来事が話のネタになります。

 

話のネタ探しに必要なのは、
自分が何を感じたかに関する、
小さな気付きです。

ネタを仕入れるために新聞を読んだり、
芸能ニュースを見なければ行けないわけではありません。

ネタは今のあなたの中にあり、
自分の感情や思いや考えに気づいて上げることが必要なのです。

話の構成

よく話は、
起承転結でまとめましょう、
みたいに言われます。

私としては、
起承転結でまとめなくても大丈夫です。

ただ起こったこと経験したこと、
それに自分が感じたこと考えたこと、
思ったことなどを加えていきましょう。

前述の私の例を見てみましょう。

「昨日アイス買いに行ったら、新製品が出てたんやけどさー。
同じシリーズが全品半額みたいに書いてたし、よっしゃ!と思って買ったんやけど、
いざレジ通したら何か高いねん。あれ?おかしいな…?と思って後でレシート見たら、
新製品だけ普通の値段のまんまやってんか!ホンマに何やねんあの店!

時系列順に喋っていき、
それぞれで感じたことや考えたことなど、
加えていきます。

 

話の構成に関しては起承転結などにはこだわらなくても大丈夫ですが、
ある程度話の内容は絞っておいた方が良いかと思います。

例えば私の例だと、
前日暑かったのでアイスが食べたくなった、
などの話は余計でしょう。

表示価格と実際の価格が違うことで腹がたった、
ということを伝えるのに必要が無いからです。

伝えたい内容に必要な起こったこと、
これだけを喋れば大丈夫です。

まとめ

喋る内容は、
自分が何を感じたか、
が入ると濃いものになります。

話のオチというものは、
喋った内容の結果何を感じたのか、
という結果の部分です。

喋る内容は、
起こったことに何を感じたか、
で話の構成は気にしなくて大丈夫です。