対人恐怖症だった私が、克服するのに必要だったこと その2

こんにちは!
ぽっぽです

さて前回では私が対人恐怖症を克服する際に感じた、
こころの変化と言うか、
感じ方の変化についてお話しました。

感じ方、考え方が少し変わったことによって、
人とおしゃべりをすることはかなり楽になりました。

でもそれだけで、
対人恐怖症の克服にはならなかったのです。

また新しい悩み

確かに人と喋る時のしんどさというか、
嫌な感じはかなりマシになりました。

あくまでマシになった程度ですけどね。

まあ人と喋るのは少しマシになったのは良いとして、
新しい悩みも出てきました。

それが、
どう喋って良いのかが分からない
ということです。

おそらくほとんどの人は、
人と喋る時に、
・どういう表現がいいか
・どういう相槌をうてばいいか
・相手の目を何秒見ればいいのか
・話をする時の姿勢はどうすればいいか

など意識をすることは少ないとは思います。

でも自分は喋るときには、
このような細かいことが気になってしまい結果として、
人との喋り方がまったく分からなくなりました。

人と喋る時には、
いろんなことが気になってしまって、
ドギマギしてしまって、
上手く振る舞えなくてとても苦しかったです。

つまり人にどう思われているかはある程度解消しましたが、
どう喋れば良いのかという新しい悩みが出てきたのです。

対人恐怖症は原因が一つじゃない

今はある程度解決しましたが、
経験から考えると、
対人恐怖症というものは複数の問題が関係していると感じました。

まずは一つ目に、
人と接するということ自体に対する感じ方
これがしんどくさせる原因の一つかと思います。

人によってはしんどくならない人もいるでしょう。

でも私はしんどくなります。

対人恐怖症の人は、
特にしんどさを感じなくてもいい場面でも、
しんどいと感じてしまいます。

なので不適当に、
自分を苦しめているような考え方やとらえ方、
感じ方などはほんの少しだけ楽になる方向に、
導いてあげたほうが良いのではないかと思います。

 

次に、
どう接したら良いのか、
つまりは社会的なスキル(能力)の問題、
社会的なスキルがその環境に適していない場合があります。

人と喋ることに対して不安感が少なくても、
実際人と喋ることで何かしら問題が起きたりとかすると、
だんだんと不安になってくるものです。

そのため社会的なスキルについては、
向上させたりする必要があるように思います。

対人恐怖症は簡単じゃない

私自身がココまで改善するまでは、
なかなか長い道のりだったです。

頼る人がいなくて、
どうすれば良いのか分からなくて、
とにかく苦しくて。

その中で自分なりにあがいて、
なんとか解決しています。

結果として、
心理学的に見れば有効な方法をとっていたな、
と思いますが、
もし違っていたらと思うとゾッとします。

なので同じように悩んでいる人がいれば、
私の体験した恐怖症と、
私の学んだ心理学で、
少しでも助けになれればと思います。

対人恐怖症で悩んでいた私だからこそ、
あなたのそばに寄り添っていきたいと思うのです。