元コミュ障心理士が、なぜ恋愛テクニックが上手くいかない理由を解説

こんにちは!
ぽっぽです。

今回はですね、
テレビとか本とかで書いてある、
恋愛の心理テクニックみたいなやつあるじゃないですか。

自分が心理学を勉強して来たので、
心理学の観点から考えてみたいなと思います。

動画でもお話をしておりますので、
お時間のある方はご覧いただければと思います。

心理学の法則について

心理学の実験っていうものに関してなんですけれども、
あれってだいたいね実験室で出たものがほとんどなんですね。

というのは人間の心っていうのは結構複雑なものではあるので、
その条件を整えてあげないとはこれを正確に測れないんですね。

なのでまずは心理学とか出た研究のものはほとんどが、
条件を整えた上で出た結果なんです。

これが一応の前提としてあるんですね。

その実験から出た結果も法則とか公式みたいなもんですね。

例えば足し算が分かったと言って、
二次関数(恋愛感情のような複雑なもの)が分かるのかっていう話です。

心理学で出た何とかの法則とかっていうのも、
実際の現場にも安直に当てはめるのはちょっとどうなのかなっていう気がします。

例えば実験の結果とか方法とか見てると、
そらそういうやり方してるからそういう結果出るよねっていうやつが多いんです。

例えば「人は見た目が九割だ」みたいなアルバート・メラビアン研究、
表情と言葉と言い方の3種類のうちどれが影響を与えているか、
っていうのは「言葉の影響は少ないだろう」という仮説を検証するためのやり方になってるんです。

ただ恋愛に関しては正直ちょっと検証するためのやり方が、
かなり複雑なのでそれを起こすっていうのは難しいんです
っていうのは恋愛感情が、
好きとか嫌いとかじゃなくてもっと複雑なものなので、
正直それを心理学で研究するのは難しいです。

恋愛を測定する

例えばアンケートとかでも正確に測定できないんですよ。

理由としては社会的望ましさなどがあります。
例えば「あなたは不真面目な人ですか」書いてあって、
とてもあてはまるから全く当てはまらないだとして、
とても真面目な人だとしても自分から私はすごく真面目ですとかっていうのは答えにくかったりします。

他にもこれは赤色ですか、
って聞かれてやや思うとか、そう思うとかって言うその人によって、
自分の中の感覚っていうのはバラバラなんですよね。

なのでアンケートって全然客観的なデータじゃないんですよ。

恋愛感情なんてもうあくまでその人の個人の中の感覚なんで、
それはアンケートで測ったからっていってもバラバラなんですよね。

例えばこういう仕草をしてる男性が好意的だとか魅力を感じるってなっても、
それはあくまでその人の中の感覚が出てるものですよね。

それを全員に当てはめられるかどうか、
法則的なものかって言うとちょっと微妙なところがあるかなと思います。

統計学の話

研究のやり方で統計って使うんですけども、
例えばAの集団の人たちと B の集団の人たちと差がありました、
その差は本当に意味があるのかどうかっていうのも統計で調べるんです。

けどもあの統計の調べ方を知ってれば、
どうにかこうにか差を出そうとすることができるんですよ。

仮説検証型って言うんですけど、
自分の持ってる仮説を支持するために研究をする場合には、
データを取る数を多くしたりとかなんかいろいろちょっといじったら、
差を出せないことはないんです。

なので恋愛に基づくとかって言うのは、
その研究の内容を見てみないとわからないということもあるし、
海外の研究とかなってたりとかします。

イタリアの研究でホメるのがうまいとかね、
それが同じ日本人の男性女性にも当てはまるかって言うと、
そんなことはないと思うんですよね。

なのであんまり心理学に基づいてって言うの方法でうまくいかないんですよ。

それよりも普通にその人との関係を、
話を置いといて単純にその人と自分の価値観が合うのかとか、
っていうことでお話をしたりと、
かその人の心の支えになったりとかっていうことで、
恋愛っていう部分まで踏み込めたらいいんじゃないかなと思っています。

自分自身の魅力を伝える方法とかっていうのも、
あった方がいいんじゃないかなと思っています。

ちょっと心理学心理学って言われるのが多いので、
何とも言えないんですけどもちょっとこうそういうものに惑わされてほしくないなーと、
思っていました。

今回は以上になります。

質問とかありましたら、
お問合わせから質問いただければと思います。

ありがとうございました