育児ノイローゼの解消のまえに、少しだけ荷物おろしましょう

こんにちは!
ぽっぽです

子どもといつも一緒にいるママさん。

一緒にいるからこそ、
悩んだり、
疲れたり、
悲しくなったりしちゃいます。

その結果、
育児のことを考えたりすると、
気分が重くなったりする、
育児ノイローゼになることも。

ママさんは解消することを望まれるのですが、
私はその前にすこし考えてほしいと思うことがあります。

問題はなくなればいい?

たとえば少し話が変わりまして、
嫌いな食べ物があるとしましょう。

ちなみに私は子どものころ、
しいたけが嫌いでした。

 

そのしいたけがご飯に出てくると、
いつも気分は重いしどうやって避けられるだろうかと思いました。

じゃあそこでこそっと、
となりの兄弟のお皿にしいたけを入れたとします。

これでしいたけを食べなくていいんだ!

めでたしめでたし……とはなりません。

 

これはただ今あるしいたけを避けただけで、
根本的な解決になっていません。

つまり、
またしいたけが出てくれば、
また嫌な気分になるのです。

対処するちから

例えば困るものがあったとして、
それを無くしたとしても、
同じものが出てくれば同じ気分になります。

嫌いな食べ物を避け続けているように。

じゃあ嫌いなものを、
好きになるとまでは行かなくても、
ある程度食べられるようになっておけばいいのではないでしょうか。

 

心理学では、
「コーピングスキル」という言葉があります。

これは、
ストレスに対応する技術のことです。

ストレスを感じるモノへの、
考え方や捉え方、
対応の仕方や行動、
などでストレスを少なくしようとする方法のことを言います。

子育てだと、
子どものストレスの捉え方を少し変えて見たりとか、
他の人に手伝ってもらったりとかですかね。

問題を避けるのではなく、
解決したり、
受け流すようにできれば、
ノイローゼになってしまうようなことも避けられるでしょう。

でも余裕がないとしんどいですよね

たしかに子育ての困り事を解決する方法は、
たくさんありますが、
それを実際できるかは正直微妙です。

だって、
ノイローゼになってしまうようなしんどい人は、
そんなことを考える余裕も無いのですから。

 

自分のこころの器が、
「しんどい、つらい」
でいっぱいになってしまいます。

そこに解決法とかを入れたり、
他の人からのアドバイスを入れると、
アッという間に器からあふれてしまいます。

 

なので本当にしんどいと言う人には、
いきなりコーピングスキルを身につけることはおすすめ出来ないです。

少しだけ荷物をおろしましょう

じゃあ最初はどうすればいいのか、
といいますと、
しんどい、つらいという器をいっぱいに入った荷物をおろすのです。

よくある方法としては、
紙に書き出すなどなどもありますが、
私はカウンセラーなので、
お話をして吐き出すというやり方をおすすめしたいです。

 

「つらい、しんどい」
ということを外に吐き出せず、
内側に溜め込んでしま人も多くいらっしゃいます。

そんなママさんのためにも、
私がそばに寄りそいたいとおもいます。