こんにちは!
ぽっぽです
会社とか学校で、
友だちとは言えなくても、
知り合い程度の人と2人になった時。
沈黙になって気まずいという経験をしたことがあるんじゃないかと思います。
私は同僚の人とよくエレベーターで一緒になると、
何かを喋らなきゃといった気分になって、
少しだけ雑談をしています。
そこで雑談というものは、
思っているよりもハードルの低いものだと知りました。
今回は、
雑談についてお話をしたいと思います。
雑談って…?
雑談というのは簡単にいうと、
特に目的の無い会話です。
例えば、
今日の昼食の話だったり、
新商品の話とか、
昨日困った話とか、
上司にムカついた話とか、
色々な話題があります。
ですがどれも何かを伝えることが目的ではなく、
軽い愚痴だったり、
ちょっと気になったことだったり、
ただ単に喋りたかったり、
目的が無いものがほとんどです。
目的がある場合には、
その目的を伝えるということが会話の重点ですが、
それが無いために雑談は難しいと思われるようです。
つまりは、
目的が無いのに何を喋ればいいのか、
ということが難しいと思われる要因かと思います。
このように思われる雑談ですが、
特定のポイントを抑えるだけで、
ハードルはグッと下がるのです。
雑談の話題
雑談の一番難しい点として、
何を喋れば良いのか、
という話題の問題があります。
話題に関しては正直何でも大丈夫です。
雑談の目的は無いので、
何を話題にしても大丈夫です。
何でも大丈夫と言われると、
余計に混乱されるかもしれないので、
選ぶ基準をお伝えしたいと思います。
それは、
相手が理解できる・知っていること
です。
例えば年配の上司との雑談で、
「新作のゲームが出ましてね」
という話題をしたとしても、
相手は何の話かわからないでしょう。
そのような相手が理解出来ない・知らないことは、
聴いている人も混乱させることになります。
そのようなことを避けるために、
お互いが理解できる・知っていること、
を話題にするのです。
お互いが理解できる・知っていること、
の代表例としては、
季節・天気の話題があります。
季節や天気は、
ほとんどの人に同様に感じられるので、
話題にするのはぴったりでしょう。
例えば、
「最近暑かったり寒かったりで困りますね」
などですね。
流石に暑い寒いが理解できない人は少ないと思うので、
季節・天気は話題としては重宝します。
話題の代表例として幾つかを挙げるとすれば、
・季節・天気
・流行
・食べ物
・身体
・交通
・経済
これらのものは、
どの人も共通して感じられるものがほとんどです。
これらの中から、
話題を選んでみますが、
お互いが理解できる・知っていること、
を意識して考えてみましょう。
感情に焦点を
話題を選ぶことが出来れば、
そこでもう一つ考えて欲しいことがあります。
それが、
感情です。
感情を考えることで、
特に目的のない話でも、
相手とのキャッチボールの往復を続ける事ができます。
例えば、
新型のiPhoneが発売されるという、
流行を話題にしたとします。
自分「そういえば新型のiPhoneが発売されましたね」
相手「あ~そういえば昨日か」
自分「2日前から徹夜している人もいたみたいですよ」
相手「えー!2日!」
自分「あの人達にとっては徹夜するほど欲しいものみたいですねー」
相手「いやー自分もiPhoneだけどそこまで欲しいとは思わないぞー」
自分「あれ?あんまり新しいのはいらないですか?」
続く…
みたいな感じです。
この会話で感情に焦点を合わせているのは、
「あの人達にとっては徹夜するほど欲しいものみたいですねー」
の部分です。
このようにどのように感じるか・考えるか、
を会話の中に盛り込むのです。
他の表現だと、
「徹夜してる人もいるらしいですけど、僕はそこまでして寒い中徹夜したくないですねー」
なども良いのではないかと思います。
ただ事実だけ喋るのではなく、
自分はどう感じるのか・その人はどう感じるのか、
を盛り込むだけで会話のボリュームがグッと増すのです。
またどう感じるか、
ということを喋っているので、
相手も同様にどう感じるかを喋ってくれることが多くなります。
そのためまた、
どう感じるか・なぜそう感じるか、
を話題にして会話を続けることが出来るのです。
このように、
感情に焦点を合わせた内容を盛り込むことで、
話のボリュームが増し、
次の話題にもつなげることが出来るのです。
最初は2往復でOK
雑談というとどれだけ喋らなきゃいけないのか、
と思われることもあるかと思います。
基本的には、
雑談は2往復くらいで大丈夫です。
2往復というと、
自分「明日ようやく給料日ですね」
相手「そうですね~」
自分「ようやく苦しいカップ麺生活も終わりですよ」
相手「ハハハ、それはしんどい!」
自分「ではまた」
相手「それじゃ」
といった感じです。
もう少し細分すると、
話題&どう感じるか、
をそれぞれ喋って、
相手がそれに対して一言言えば2往復です。
基本的に雑談をするような場面、
例えばエレベーターの中でバッタリ会った、
のような場面は時間がものすごく短いのです。
そのため長引かせると、
それはそれで話の終着点が見つからないことになるので、
2往復を目標に短く会話をしてみましょう。
場合によっては、
そこで相手が続けて喋ってくるかもしれませんので、
その場合には会話を続けてもいいでしょう。
まとめ
雑談は目的のない会話。
話題は、
季節や天気などの、
相手が理解できる・知っていること。
感情に焦点を合わせて、
喋る内容に盛り込む。
雑談は2往復で大丈夫。
最近のコメント